2013年12月25日水曜日

気象の変化【国語担当】

先日、ニュース番組で「そういえば、最近、異常乾燥注意報という
言葉、聞かなくなりましたね」と気象予報士に質問している
アナウンサーがいて…「そういえば、確かに聞かない!」と思った。
以前は、よく耳にした「異常乾燥注意報」。
調べてみると、1988年頃から、呼び方が「乾燥注意報」に
変わっていた。乾燥注意報…空気が異常に乾燥し、火災の危険が大きいと
予想される場合、具体的には、最小湿度40%以下で、実行湿度65%以下に
なるとされる場合に発令される。太平洋岸では、冬には毎日のように
注意報が出るので、毎日のモノは、異常ではないだろうということから、
「乾燥注意報」になった…そうだ。
1990年以降、特に平均気温の上昇が顕著である。
地球温暖化の影響で、熱帯夜・猛暑日が増え、冬日が少なくなっている。
また、一日に降る雨の量が100ミリ以上という大雨の日が
長期的に増える傾向にある。確かに、ゲリラ雷雨・豪雨なんていう
言葉も最近では、よく聞かれるようになった。
今年は、竜巻注意報などというのもお目見えしたし…。
私の田舎は、福島の山沿いなので、幼い頃…1970年代には
毎年かなりの積雪があった。雪で停電・休校・通行止めも
珍しいことではなかった。裏庭で「かまくら」も作れたし、
雪だるまも白くて、大きいのがいくつも作れた。
小学校の体育の時間に、学校の裏山でスキーをしたこともあった。
しかし、最近の積雪量では、「かまくら」は作れないし、
雪だるまも土が混じって、汚れた雪だるまになってしまう。
地球温暖化は、日本独特の四季の移ろいにも影響を与え、
春と秋が短くなってきている。数百年後には、
夏と冬(厳密には冬っぽい季節)だけになってしまいそうな…。
というわけで…メリークリスマス!!
そして…よいお年を!!!

2013年12月21日土曜日

今年の映画【数学担当】

前回のお気に入り本に続いて、今回は映画について。
今年一年観た映画やDVD  で私なりのランキングをつけてみた。
①レミゼラブル
映画館で3回観た後DVDも購入して何度も観ている。
ジャンバルジャンの娘の恋人役のエディ・レッドメインが素敵❤
②マリーゴールドホテルで会いましょう
インドの高級リゾートホテルに老後の生活を移した英国人男女7人のお話。
行ってみたホテルはちっとも高級じゃなくて…
お年寄りばかりが出てくる映画のせいか、唯一でてくるホテル支配人の彼女が
若くて、ただそれだけでとってもかわいく見えちゃう。
③横道世之介
まさに私たちが過ごした大学時代の話。あるある話が満載。
原作は同名で吉田修一作(悪人を書いた作家)。こちらの本もなかなか良かった。
主役は高良健吾。すっとぼけたキャラがそのままの吉高由里子がかわいい。
④リバー・ランズ・スルー・イット
私の大好きなブラッド・ピットが主役。モンタナの大自然の中で描かれた釣りの話。
原作は「マクリーンの川」。こっちはイマイチだったな。
⑤華麗なるギャッツビー
レオナルド・ディカプリオがギャッツビーの役。1920年代のアメリカの富豪を描いた話。
華やかさがよかった。以前、村上春樹訳の同名小説を読んだが、本で読んでも
なかなか想像ができない部分を映像で見せてくれた…というところが良かったな。
⑥ローンレンジャー
ジョニー・デップが主役の西部劇。ドンチャン騒ぎでスカッとした。
西部劇ってこんな感じだよね…って再認識した。
気に入った映画は、原作があれば読んでみるし、先に原作を読んでいたら
映画化された作品を観に行ってみる。
人によっては原作の方がいいとか、意見は分かれるけれど
私はどちらも好き。本から映画だと想像していた映像以上ものが目の前で見られるし
映画から本だと、映画で描ききれなかった細部を読めるから。
昨日から「永遠の0」が始まった。こちらは読了。本がとてもよかったから期待してるんだ。

数学担当の私の年内投稿はこれで終了です。
一年間お付き合いありがとうございました。また来年もよろしく!

2013年12月18日水曜日

パーソンオブザイヤー 2013【国語担当】

アメリカのニュース雑誌「タイム」の編集部が、
その年に最も活躍したり、話題になったりした人物を決定する
「パーソンオブザイヤー」。編集部員により選考、選出されるもので
外部からのいかなる影響力にも左右されない…というのが鉄則。
今年は、1927年開始以来、初めて日本人で選出された人がいる。
安倍晋三…アベノミクスという積極的経済政策を実施したことが
高い評価を得た。最年少では、ジョージ・オブ・ケンブリッジ…
ウィリアム王子とキャサリン妃の長男だ。
ってことで、「私のパーソンオブザイヤー 2013
①ふなっしー(人か?と言われると困るが)…2013年は、
彼なしには語れない。堂々のトップ1だ!
とにかくレスポンスが早く、その上、どんな問いかけにも、
的を射た絶妙な回答で、全く持って感心する。
動きも、かなり好き!そして、グッズもかなり買った!
②古賀茂明…経済産業省の元官僚。辛口(想定外の!)のコメントで
世間を騒がせることしばしば。でも、時々、むしょうに彼のコメントが
欲しくなる。真正面からバッサリ斬って欲しい時があるのだ。
③澤口俊之…「ほんまでっかTV」でお馴染み、脳科学者。
彼を見ていると、残念なこと(!)に「私が男に生れていたら、きっと
こんな感じだろうな」といつも思う。風貌とか態度とか話し方とか、
考えていることとか、私と非常に似たものを感じるのだ。
残念なことに…がミソなんだけどねぇ。
④薬師丸ひろ子…「あまちゃん」で再ブレイクを果たした女優。
独特のキャラクターは健在。歌声が往年のものと変わらず感激!
⑤綾野剛…声も姿形も何とも言えずセクシーだ。色香溢れる独特の
存在感は、唯一無二とまで言われている。
⑥斉藤工…「八重の桜」で武士(ちょんまげ姿)の役を演じたが、彼の
おでこの美しさに見とれてしまった。時代劇いいかも!
⑦佐藤秀美…栄養大学教授。彼女の「髪形」が好きで、先日、美容室で
「佐藤秀美先生風」をお願いしたら、マニアック過ぎて「???」状態。
とりあえず、予習しておくように課題を出してきた!
以上、完全に、私個人の独断と偏見に満ちた「選出」でした!

2013年12月15日日曜日

100冊達成【数学担当】

毎年、年の初めに今年の目標なるものを立てる。
ダイエットだったり、自己啓発の何かだったり。その中で
毎年欠かさず入っているのが、読書100冊。
これまではなかなかクリアできなかったが、今年はついに目標達成!
多分人生初だと思う。つまんない本は軽~く読み飛ばして1冊にカウントする
なんていう、ちょっとセコイ技を使ったりしたんだけど…。
その中でよかったものをいくつかご紹介。
①犬が星見た(武田百合子 中公文庫)
 話は昭和40年代のロシア旅行記。やたら食べて飲んでいる。さして楽しそうでもない
 博物館を見たり、町を歩いたり…ただそれだけ。単調で大きな事件もない。なのに
 最後に進むにつれ、それぞれの人柄が際立ってきて、読んでいるこちらまで
 彼らが大好きになる。そして、最後にあとがきを読んで涙が出てしまう不思議な本。
②空の拳(角田光代 東京経済新聞出版社) 
 出版社勤務の文芸志望主人公が、意に反してスポーツ部門に配属される。
 まったく未経験のボクシング担当にされ、なりゆきでボクシングジムに
 入ることになるが、そこで見る事務所の諸事情やチャンピオンの本当の姿が
 描かれている。同時進行されている試合の行方も気になり、
 最後まで一気に読みたくなる一冊。
舟を編む(三浦しをん 光文社)
 宮崎あおいと松田龍平出演の映画で有名になったので、知っている人も多いかも。
 辞書作りのお話。本で読むと、もう少し細やかなところも読み取れて面白い。
④蝉しぐれ(藤沢周平 文春文庫)
 1980年代に書かれた時代小説。主人公が藩の上下関係の中でもがいて成長していく
 姿が描かれている。これまでも何度もドラマや映画になっている。
⑤百年法(山田宗樹 角川書店)
 人間が不老不死になり、人口増加の問題が発生。人は100年たったら死ななければ
 ならないという法律を作ることに…。若い人向けの小説だけれど、私たち世代が読んでも
 結構ハマる。
⑥楽園のカンヴァス(原田マハ 新潮社) 
 アメリカN.YMoMaが所蔵する素朴派巨匠アンリ・ルソーの大作<<>>
 この名作とほ  ぼ同じ構図・タッチの作品が存在するという設定で進められる
 ミステリー小説。実際にある絵画をベースとして作られるストーリーと、
 小説の中でもう一冊のストーリーを読むという構造に引き込まれる。
また来年も100冊目標に頑張ろう。年末になったらまたご紹介できるといいな。

2013年12月11日水曜日

年の瀬【国語担当】

年の瀬を感じる時。
年の瀬…清算期(うまく越せるかどうかが問題)としての年末
という意味だから、本来かなりシビアな意味合いの言葉であるが…。
暗くなって、ふと気付くと、街中がクリスマスの
イルミネーションに変わっていた時。
ショッピングセンターなどで、流れている音楽が
何気にクリスマスソングだった時。
年賀はがき発売の旗がやたらと、あちこちに立っていて
木枯らしに、はためく様子を目にした時。
NHK紅白歌合戦の出場者発表のニュース。
流行語大賞・今年の漢字…発表時期ということで、皆が予想し始めた時。
(今年の漢字…「梨」って予想は、嬉しかった!ふなっしー万歳!)
今年亡くなった芸能人の特集や今年の重大ニュース…という番宣を
CMで目にした時。
飲みに行こう!…と言う時の名目が「忘年会」になる時。

12月に入れば、目にする物、耳にする物、全てに否が応でも
「年の瀬」を感じる。併せて、自身の1年を振り返ったりして…
結局、毎年「あっという間」だったなあ、で終わり。
12月は坊主でさえ走るのだから、「まいてや一般人をや!」だ。
クリスマスの準備・年末の準備(大掃除含む)・そしてお正月の準備等々
とにかく気ぜわしい。
それに比べて、新年明けて1月半ば過ぎると、同じ時間の流れなのか?
と思うほど、まったりしている。
仕方ないから「もう1年の12分の1が終る」などと言ってみるが
何となく、余裕がある。
その感覚で、今年もまだ…20日もある!と言ってみようか…
不思議なもので、口にすればするほど、もうあと20日しかない気がする↓
きっと人生もこのようなものであろうか。(ちょっと松尾芭蕉風…に締めてみた)

2013年12月7日土曜日

千葉の穴場③【数学担当】

今回は穴場というより、ガッツリど真ん中。
先週末、養老渓谷の紅葉を見にいった。
今までも何度か養老渓谷には足を運んでいたのだけれど、紅葉の時期には早かったり
雨が降った後の増水で遊歩道へ行かれなかったりと空振りばかり。
今年はNHKの紅葉情報をきちんと確認した上でのお出かけだったので
まさに「今でしょ!」状態、絶好の紅葉日和だった。
中瀬遊歩道は川沿いを歩く、お手軽なコースで、川面に映る紅葉を見ながら
川の蛇行に合わせて突然現れる景色に感動したり…。
渋滞を避けるために、早朝に訪れたのも幸いし
太陽がまだ低いうちの朝日に輝く様子はなかなかのものだった。

早起きは三文の徳とばかりに、早出をしたので
渋滞は避けられたけれど、このまま家に帰るには早すぎる(>_<)
ということで次に向かったのは、勝浦。養老渓谷から勝浦って意外に近い。
そして勝浦と言えば、B級グルメ「勝浦タンタンメン」。
とにかく勝浦のあちこちで「タンタンメン」なのだ。しかも、どこも人・人・人…。
すごい町おこしになっている。
1954年創業の「江ざわ」へGo!タンタンメン発祥の店ともあり、開店前から行列。
30分待って入店し食す。辛いけどうまい!相席で隣に座ったおじちゃんなんて
辛くてひーひー言ってた。でもうまい!

早起きしたから、まだまだ時間はある。そこで、勝浦海中公園へ。
海の中に作られた展望室の窓から、魚を見ることができる。
今度は魚・魚・魚…。美味しそうな(!?)魚がウジャウジャいる。
熱帯系の鮮やかなものもチラホラ。
珍しいのは、エイやウツボ。こんなの見たことない、とまた感動。
よその小さい子供が来ても、魚のよく見えるマイベストポジションは決して譲らず…
私としては今回の穴場めぐり、ここが一番楽しかった。
また、千葉の穴場見つけて出かけたい。
どこかご存知の方、ぜひ教えてくださ~い。

2013年12月4日水曜日

歴史は変わる【国語担当】

泣くよ桓武平安遷都(794年)
いい国作ろう鎌倉幕府(1192年)
いざ都へと足利尊氏(1338年)
これは、日本史における重要年号暗記ゴロあわせベスト3だった。
「鎌倉幕府の成立は、1185年とする説が有力で、トップ1の座を
明け渡したらしいよ」と聞いてはいたが…解明すべく調べてみた。
歴史というのは様々な資料を分析して、過去の出来事を推測するもの。
歴史研究という学問が続いている以上、新たな資料を発見したり、
新しい研究結果が発表されたりして、定説がひっくり返るのはよくあること
…らしい。私が歴史を勉強したのは、30年以上前にことだから…ね。
変更理由は、大きく4つに分類される。
①新たな発見などによる事実の変更
②学会などでの表記変更を受けての名称変更
③学会などでも諸説ある中での記述の変更
④表記に対する読みの変更
例えば…①日本最古の鋳造貨幣「和同開珎」→「富本銭」
②日本最大の前方後円墳は「仁徳天皇陵」→「大山古墳」
③鎌倉幕府成立…118011831184118511901192→「1185」が有力。
④「百済」くだら→パクチェ
その他、あの「聖徳太子」も架空の人物らしい。まあ、5人の話を一度に
聞き分けられる、なんていう胡散臭い話もあったし…ね。
それから「士農工商」「鎖国」「四民平等」は虚像ということで、教科書から
その記述が消えている。
さらにショックなのは(何がショックなのかわからないが…)
最古の人類「アウストラロピテクス」→「サヘラントロプスチャデンシス」
「アウストラロピテクス」って単語は、その響きが、
何とも前衛的な印象で、ちょっと格好よかった…のに~。
おばさんになってしまうと「サヘラン…」は覚えられない↓

2013年11月30日土曜日

千葉の穴場②【数学担当】

ふなっしー好き!ららぽーとで開催していた、ふなっしー展にも足を運んだ。
手作り感をかもし出すふなっしーらしい、手作り感満載の展示だった(>_<)。
でも、結構お客さん来ていたよ。

さて、先週に引き続き千葉の穴場。
前回も書いた稲毛あかり祭「夜灯(よとぼし)」、行ってきました。
「夜灯」についてはこちら
まだ開催してから8年しか経っていない若いお祭りなんだけれども
地元の人たちがみんなで参加しているという雰囲気が伝わり、いいお祭りだったな~。
飾られている灯籠は、近所の小学生たちが作成したもので
久しぶりにかわいい絵を沢山見てきた。これって、自分の灯籠を探す楽しみもあって
人を集める、うまいアイディアだと思う。
そういえば私も中学生の時、お盆に開催される灯籠流しのイベント用の灯籠を
学校で作ったっけ。あの時は川に流されていく灯籠のどれが自分のか
まったく判別できず、なんか意気消沈って感じだったけれど…。
稲毛の手作り灯籠の中には、大人の作品もあって
中には筆で詩か何かを書いてあるものもあり、それはまた趣があって良かった。
京成稲毛駅から、イベント会場までこの手作り灯籠が道案内のように
並んで置かれているのもよかった。
出店もいくつか出ていたけれど、どれも商店街や子供会のお店で
お値段もリーズナブル。コロッケ50円なんていうのもある。
学生にも優しい値付けだからか、男子高校生の集団がカレーを食べているのが
微笑ましかった。
小さな小さなお祭りなのだけれど、気持ちがふんわりとしてきて
温かいお祭りだったな~。
ぜひ来年、足を運んでみてください。

2013年11月27日水曜日

ひゃっほー!!【国語担当】

空前のゆるキャラブームである。
ゆるキャラ…ゆるいマスコットキャラクターの略。
漫画家、エッセイストである、みうらじゅん氏の考案。
ゆるキャラ三カ条
①郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること
②立ち居振る舞いが、不安定かつユニークであること
③愛すべき「ゆるさ」を持ち合わせていること
考案者は、更に付け加えている。
④いろんなものを盛り込み過ぎて、説明されないと何がなんだが
わからなくて、笑いを誘うようなところ
⑤突っ込みどころが多く、とんちんかんなところ
⑥深読みせず、行政・市民といったキャラクター作りの素人が
作るゆえの「ゆるさ」であること
そして「着ぐるみに魂が宿れば「ゆるキャラ」になる」と…日本独特の文化だ。

「ふなっしー」…船橋市を中心に活動するシンボルキャラクター。
2000年に一度だけ現れる奇跡の梨の妖精という設定。
大きな雄叫び(「ひゃっほー!!」)とともにジャンプする過激な動きが特徴。
「しゃべる」「ジャンプ」「汚い」…今までなかった「ゆるキャラ」の新しい形だ。
千葉には、公式キャラクターの「チーバ」君がいる。
「ふなっしー」は非公認。マイナーだった。
自発的に市内のイベントに登場するなど地道な活動を続け、
You Tubeで動画をアップすると、じわじわと浸透。
20132月、アサヒ十六茶のCMに出演し、メジャーデビューを果たす
今や強敵を差し置いてキャラクターグッズ売り場の目立つ場所に居座る。
11/25にはNHKニュース9に出演。単独インタビューを受ける。
自身の状況・立場を冷静に分析し、最後は、「ブームが去ったら、
保育園などを巡って、子供たちを楽しませたいなっしー」と語り、
アナウンサーに「感動しました」と言わしめた。
1127日(いいふなの日)には、ついにCDデビュー。
公式テーマソング発売予定だ…この勢いで紅白出場なるか?!

2013年11月23日土曜日

千葉の穴場【数学担当】

中学の国語の先生は、悪いことをする生徒の頭を
教室にある避難誘導用旗の柄で殴っていた。
角材である。これは紛れもなく体罰。でも当時は親がクレームすること
なんてなかった。今だったら即異動だ。
私はこの体罰を受けた記憶はない。光景の記憶だけだ。
一度も殴られなかった(自慢!…国ちゃんのマネ)。

さて時代はさかのぼり、昭和初期のお話。
中国ラストエンペラーと言えば、溥儀。
その弟の溥傑が千葉に住んでいたって話は、つい最近友人から聞いた。
百聞は一見にしかず。お天気もいいし、行ってみよ~と先週末くり出してみた。
愛新覚羅溥傑氏仮寓と呼ばれるその建物は、溥傑が新妻ヒロさんと暮らした
ささやかなかわいいおうちだった。
お庭に離れ…まさに日本家屋。私たちが訪ねている間にも何組もやってきて
隠れた観光名所という感じだった。
お靴を脱いで家に上がるという形も、誰かのお宅に伺ったというような
不思議な感覚があり楽しかった。

次に向かったのは旧神谷伝兵衛稲毛別荘。
神谷氏といえば、浅草神谷バーの電気ブランというお酒で有名。
私も浅草に行った折に、神谷バーで電気ブラン飲んだよ。
すごく流行っていて人がだくさん。しばらく待たされた。
さてこちらの建物は、神谷さんがいなげの海岸沿いに別荘として建てた
西洋建築のオシャレな造り。先の溥儀のおうちとは対極。
地下にワインセラーを持つのは、ワイナリーを持つ神谷氏ならでは。
建物は国道14号沿いの高台。この14号のところまで海だったそうだ。
海を高台から眺める別荘として有名だったらしい。

今週末は稲毛あかり祭。6千個の灯籠が並ぶ。
千葉もなかなかすてたもんじゃない。

2013年11月20日水曜日

油性ペン【国語担当】

中学時代の国語の先生。毎時間、漢字テスト10問。
間違えた数だけ、黒の油性ペンでおでこに×を書く。
全問間違えると×は、顔を一周する↓。
授業後、すぐ手洗い場で顔を洗う。水道の蛇口には、
黄色いレモン型の石鹸が入った、みかんの袋(オレンジのビニールのあみ)が
つるされていた。水は冷たく、その石鹸で、こすればこするほど、
肌は赤く腫れ、油性ペンのインクが、ただ広がるのみ。
終日、真黒い顔で過ごし、部活をし、そして帰宅することになる。
中学の同窓会で、この話題が出た。「消えなかったよね。」って。
今となっては、思い出話の一つである。

文部科学省による「体罰」の定義…「肉体的苦痛を与えるような懲戒」。
つまり、「体罰」とは親・教師・監督などが悪いことをした子を叩いたり、
長時間立たせるなどして、こらしめ、指導することである。
教育基本法第11条…「体罰禁止」とある。
体罰と指導の境界線については、どう考えるのか。
体罰だと非難された人が、体罰ではなく指導だと反論することがあるが、
指導的であることは当然であり、そうでなければ、ただの暴力、傷害である。
文部科学省は、こう付け加えている…「諸条件を客観的に考慮し、判断されるべき。
特に生徒一人一人の状況に配慮を尽くした行為であったかどうかの観点が重要」と。

では、「油性ペン」で顔に×を書く…これは、どうか?
客観的に鑑みて、「体罰」に値すると言えるのではなかろうか。
指導にしては、行き過ぎている。しかも、制裁を受けるメンツは、ほぼ一定で
効果がない。1時間目が、国語の授業だと、一日中苦痛を伴うことになる。
モンスターペアレント→即行、校長にクレーム→「油性ペン」での制裁禁止
→そして国語の先生は、異動…だ。
私には、この「体罰」を受けた記憶がない。光景の記憶だけだ。
おそらく、一度も書かれたことなかったのだと思う…(自慢!)。

2013年11月16日土曜日

リーダーを育てる学校【数学担当】

国ちゃんの投稿を読んで、先生たちに関する記憶がよみがえってきた。
生物のH先生のお弁当…秋刀魚丸焼き乗せ飯…は、先生の奥さんが看護婦さんで
仕事が忙しいから、お弁当は手抜きだったという噂。そして、食べ終わった後
職員室にある流しで、先生はいつもお弁当箱を洗っていた事実。
今奥さんになってみると、ダンナのお弁当を見られて想像されちゃうのって
ちょっと辛いな~↷

先日TVを見ていたら、愛知県の海陽学園の紹介をしていた。
中高一貫の男子校で、全寮制。創立8年という新しい学校だ。
8年前といえばちょうど長男が中学受験の年で、名古屋に帰国する友達もいたりして
(当時は海外駐在中)ちょっとした話題に上っていた。
なんでも、愛知県(というか名古屋市)は公立重視で中高一貫校が少ないとのこと。
名古屋がお膝下のTOYOTAが、駐在員子女の帰国後の受け入れ先を確保するために
投資して作った学校と言われていた。
名古屋と言えば東海中学・高校学校。今年も東大と京大に合計50名合格者を出している。
しかし、東海はいわば関東の開成、兵庫の灘レベル。とうてい帰国枠のない帰国子女には
足元も及ばないわけだ。そして、帰国にまだ数年ある保護者にとって、全寮制というのは
先に子供だけ帰国させるということができる、ナイスな制度なわけだ。
8年前は、まだ海のものとも山のものともつかないわけだから、お友達も
「ちょっと海陽に行かせるのはね~↷」と躊躇していた。
が…第一期卒業生は東大13名(現役のみ)の快挙。驚いた。
(結局友人の息子さんは高校で東海高校に入り、今は東大生。どっちでもよかったじゃん!)
なんでもこの学校の特徴は、リーダーを育てるということだそう。
いろんな企業から派遣された人がチューターと呼ばれる立場で
一緒に寮生活をして、社会で生かせる道筋を示してくれるということ。
長男と同じ大學の友達が、この海陽学園卒業で、以前内に遊びに来た時に
このチューター制度の話を聞かせてくれた。
詳しくはHPや雑誌などを見てもらえればわかると思うので割愛するが
彼は本当にチューターにいい影響を受けていて、普通の大学生より
一回りも二回りも大人に見えた。
将来の展望もはっきりしていたし、私はこの学校はいいな~と思った。
先のTVのコメンテイターは「みんながリーダーにならなくてもいいのでは」と言っていたけど
リーダーにならなくてもいい人は、この学校に来ないよ。
言っても年間200人ちょっとの卒業生。リーダーもそのぐらいで充分じゃない?

2013年11月13日水曜日

先生いろいろ【国語担当】

O先生、バレンタイン事件…あったね!!
数学のH先生(数ちゃんイチオシ)…実験もしないのに
なぜか、白衣着ていた。声、全然聞こえなかった↓。
英語(文法)の蛇○先生は、私のイチオシ!
ちょっと体弱そうで、ダンディーで素敵だった。

個性的な先生が多かった。
国語のS先生は、話すと口の横に「唾の泡」が溜まる。
適度な大きさになると、飛んでくる。
しかも、定期的に飛んでくる。
一番前の席は、最悪だ。飛んできた泡が、机・教科書・ノートなどの
上に落ちてきて、しゃぼん玉みたいに虹色を帯びて、息づく。
だが、しゃぼん玉ではない! 唾だ! 唾の塊だ! 最悪だ↓。
泡が気になって、授業に集中できない↓
小池鉄平君(彼も、泡が溜まるタイプだ…今度、観察してみて)でも
ちょっと引く…のに、S先生は、例えるなら、
アンガールズの田中の目を細くしたような感じ。
で…「泡」…ダメでしょ↓

家庭科に「お付け」と呼ばれる先生がいたよね?
お上品な物腰で、すべての単語に「お」を付けるから。
モグラみたいなテニス部顧問、体育科のI先生。
慇懃無礼な感じの担任Y(呼び捨て!)。
生物のH…ご飯の上に秋刀魚一匹(丸焼き)、そのままの形で
のっていた、だけのお弁当…で話題になったね。

先生、いろいろ♪ 生徒もいろいろ♪ 田舎だっていろいろ♪
…でも、やっぱ、平和だったかも?!