2012年12月29日土曜日

今どきのラジオ【数学担当】

クリスマスが終わり、せっせと飾りつけをしたクリスマスツリーを
かたずける時ほどむなしいものはない。
今年は26日朝から授業が入っていて
その前にはかたずけ完了を目指したけれど、あえなく撃沈。
オーナメントのない、ただのモミの木のまま
生徒さんを迎えた (>_<)
朝は早起きなので、ささっと取り掛かればよかったのに
のんびりネットサーフィンなんかをしていたからな~。

ネットサーフィンは時間泥棒で、あっという間に時が過ぎちゃうんだけ
ときどき面白いものをみつけることもある。
パソコンでラジオが聴けるというのもその一つ。
FMだろうがAMだろうが、電波の影響を得ずに
聴きたいチャンネルにセットができる。
番組表の一覧から選局すればいいだけ。
便利だと思わない?
昔、オールナイトニッポンを、ガッサガサの音質のなかで
耳を澄ませた頃と比べたら、夢のよう。
で、ラジオをかけながら家事をしたり…。
しかし、仕事をするときは、やや気が散る。
そこでまた見つけたのは、アメリカのラジオを聴けるサイト。
これだったら、英語だから気にならないし(それも問題か…)
ヒット曲がいろいろ聴ける。
最近気になりだした、ワン・ダイレクションの曲もかかる。
ワン・ダイレクション…かわいくない?
実は息子と同じ年。自分の年を感じるわ~。

今年の数学教室の休み時間もこれが最後。
一年間お付き合いありがとうございました。
みなさま、よいお年をお迎えください。

2012年12月26日水曜日

メリクリ!【国語担当】


三連休の後のクリスマス(本番)、しかも平日…というのは
華やかさに欠ける↓。街はすっかりお正月を迎える準備に
切替わっているし、冬のバーゲンまで、もうあとわずかの今
何か買おうなんて人はいない↓

幼い頃、ド田舎にはサンタクロースなんて者は、いなかった。
祖母が、サンタブーツ(紙製の長靴にお菓子の詰め合わせが
入っている代物)の売れ残りを一つ買ってくれるだけだった。
ケーキは…いや「も」、取引先の残り物のバターケーキ。
「今日はご馳走だよ!」って言う時は、たいてい「カレー」↓
でも、毎回登場する近所のNちゃんは、そういえば…白いギターとか、
サンタさんにもらっていた。Nちゃんちのケーキは、生クリームで、
ご馳走は「チキン」だったんだろうな~。
不思議なことに、羨ましいと思うこともなく、我が家の状況も
それはそれで自然に受け止めていた。
ただ、自分の子どもには、夢を与える役割を担っていこうと思った。
幸い天然系の為、上二人は小学生までサンタクロースの存在を
信じていたようだ。上の子が、まだ小学生だった頃、
とある地方の「サンタランド」を訪れたことがあった。
「今日は、サンタさんが執務室にいますよ!」との放送で
執務室とやらに出向いてみると、恰幅の良い白ひげの…まさに
サンタクロースが背広姿で机に向っていた。青い目のその
おじさんは、紛れもないサンタクロースの仮の姿といった感じだった。
しかし、想像上の人物を目の当たりにした時って、人は「固まる」!
私たちは、大人なので「まあ、よくも似たような人を見つけてきたもんだ。
夏に、しかも秋田(フィンランドじゃない!)で執務中って、有り得ないし…」
と思ったが。子どもたちは、「固まり」続け、一言も発せず、御対面終了。
いろんな意味でいっぱいいっぱいだったのだろう。想像上の人物は
見えないところで、そっと存在していて欲しい…と思った。
 
さて、今年もこれで終了。一年間、お付き合い頂き有難うございました。
また、来年も宜しくお願いします…ね♡

2012年12月22日土曜日

メロディーがもたらすもの【数学担当】

毎週楽しみにしていたドラマの最終回の中で
棺に横たわるお父さんの髭に触れた瞬間
子供の頃の記憶がよみがえり、一気に寂しさがあふれ出す
というシーンがあった。
私は母が亡くなった後、いつも彼女が電話をかけてくる
(それは大抵がつまらない用事で、私は迷惑がっていた)
夜の決まった時間に、ふとそのことを思い出し
もうこの時間に電話がかかってくることはないのだな
と思ったとたん涙があふれ出た。
思い出は、思いがけない瞬間に突然訪れてきて、戸惑うことが多い。
もちろん楽しい思い出もたくさんあって
音楽を聴くことによって記憶を掘り起こされることもしばしばある。
国ちゃんとカラオケに行くと、高校時代のことを
山ほど思い出す。

長男の高校の芸術鑑賞会が帝国劇場の「レ・ミゼラブル」だった年があった。
貸切席の一部が保護者に開放され(もちろん有料)
子供たちと一緒に観たのだけれど
別所哲也が演じるジャン・バルジャンはとても素敵だった。
芸術なんてよくわからない男子高生の息子ですら
いたく感動し、帰宅してから二人でその話に盛り上がった。
そして昨日映画「レ・ミゼラブル」を観た。
繰り広げられるメロディーを聴くたびに、息子が高校生だった頃のこと
一緒に行ったお友達とのことが思い起こされて
ホンワカと心が温かくなった。
上映中に必ずもう一度、観に行こうと思っているんだ。

2012年12月19日水曜日

忘れられない感覚【国語担当】


五感とは、ヒトが外界を感知するための感覚機能をいい、
視覚・触覚・聴覚・味覚・嗅覚を指す。
関心がある感覚は?…というアンケート調査で、ダントツの
1位が、「嗅覚」。「触覚」「聴覚」「視覚」と続く。
1位が「嗅覚」というのは、意外だったが、よくよく
思い返してみれば、忘れられない感覚として、一番に甦って
くるのは「嗅覚」かもしれない。
11月の終わり、養老渓谷に紅葉を見に出かけた時、
田んぼを焼く臭いがして、田舎の秋の風景が脳裏をよぎった!
それから、祖母の香水の香り。すれ違いざまに、香ると
思わず振り返ってしまう。今は亡き祖母を思い出す。
「嗅覚」は色あせない…のかもしれない。

この話とは少し違うかもしれないが、以前、ダウン症の少女の
「たて笛」の演奏を聴く機会があった。小学校で習う、あの
普通の「たて笛」。聴いているうちに、涙が溢れて止まらなくなった。
なぜだろう? 最近では辻井伸行さんのピアノ。
心が感動して、震えて、自然に涙が溢れ出してくる、といった感じ?!
もう、それが…涙が止まらなくて、自分でも少し戸惑った。
「聴覚」の…忘れられない前世の記憶かなにかだろうか?
前世の記憶といえば、「氷を削る音」がとても苦手。奥歯にしみる
ような感じで、鳥肌がたち、背筋が凍る。
「前世は、南極探検隊の犬ぞり部隊のうちの一匹で、氷の中で
命を落とした」のでは?…と、思わずにはいられない。
氷つながりで、スケートも苦手!かき氷も削るのは苦手!
アイスホッケーとか、見に行ったら、感覚だけで死んでしまいそうな
気がする↓

2012年12月15日土曜日

暗闇の中で【数学担当】

今は誰もがJRと呼ぶその電車は、私たちが高校生の頃は国鉄と呼ばれていた。
電車のことも、地元では汽車といい(石炭で走っているわけではないが)
「国鉄に勤めていれば安心」と、息子を就職させたがっていた
おばさんもいた。
一時JRはE電と呼ばれていたこともあったけれど
いつの間にか消滅。
テレホンカードの電車版のような、オレンジカード(オレカ)というのもあったっけ。
2006年に帰国した時には、もうすでにスイカが使われていて
最初うまくなじめない私と子供たちは、改札口でモタモタして
ひんしゅくをかっていた。 (>_<)
今でも、スイカのチャージが足りなくて、出口で扉が閉まっちゃって
ジタバタすることも…
でも、改札を入るときに表示される残金は
微妙に時間差があって、前の人の金額がでていることもあり
「出れると思ったのよ~」と目で訴えても、カッコ悪すぎ。
でも、これって見えている人にだって不親切なのに
よく見えない人、全く見えない人はどうしているんだろう。

先日「ダイアログ イン ザ ダーク」というワークショップに行った。
完全に光が遮断されている空間に、視覚障碍者のアテンドスタッフが
連れて行ってくれる不思議な旅。
多分、そう広くない場所なんだろうけれども
何しろ何も見えないし、とても不安。
足元もわざと不安定に作られている。
でも、視覚以外の五感はフル活動できるように
いろんなにおいがしたり、水が流れていたり。
見えないと室温の変化にも敏感に反応してしまう。
一緒に探検に入ったメンバーとは、声を掛け合い
時には手をつなぎ、「あ~、人とつながるって安心するな」
としみじみ感じた。
真っ暗闇の中、手探りで飲んだワインとおつまみが
ことのほかおいしかった。
ひとそれぞれ、いろんな発見がありそう。
機会がありましたら是非参加してみてください。

2012年12月12日水曜日

流行語【国語担当】


子どもの名前。我が家の長男は、両家にとって初孫。
義母が、それはそれは張り切り、画数・意味とも、素晴らしい名前を
考えてきた。しかし、縦書きにすると、中国の占い師のような印象。
で…生れてきた長男は、黄疸になり紫外線カプセルの中↓
占い師の字面と長男の面差しが一致せず、急遽、自分たちで考えた。
次に生れた娘には、響きが気に入った名前を用意していたが、
平仮名もカタカナも、どんな漢字をあてても、字数が悪く、
仕方なく、義母考案の占い師の名前を使用!義母も満足!
二男は、予想もしない誕生だったので、完全に響きだけで決めた。
フランス人みたいな名前。犬と間違われる…。

さて、今年の新語・流行語大賞が発表されましたね。
その年1年間に発生した「ことば」の中から、世相を軽妙に映し、
多くの人々の話題に上った新語・流行語を選び、その「ことば」に
関わった人物・団体を顕彰するとされている賞…のこと。
何となく…今年は、パッとしない印象。
この賞の起源は、1984年。現代用語の基礎知識の読者アンケートに
よりノミネートされ、選考委員(7名)によって、トップテンと
大賞が決定。わずか、7名という限られた選考委員の個人的嗜好に
基づいて恣意的に決められる要素が強く、必ずしも純粋な意味で
世相を軽妙に…とは言えないようである。
で、数ちゃんと私が、社会人になった1987年の大賞は…
「マルサ」。トップテンの中に、JR(国鉄民営化)・第二電電
NTT発足)・サラダ記念日・朝シャン(清潔指向現象)・ゴクミ
(国民的美少女、後藤久美子の略)なんかがあって、懐かしい~!
私の中の流行語・新語は、「スパイラル」と「蓋然性」。何かで耳にして
使えるような時は、やたらと使っている。最近では
「私、失敗しませんから!」…テレビの見過ぎ?!
知っているあなたも、テレビの見過ぎです!

2012年12月8日土曜日

名前の付け方【数学担当】

同年代の友達は「〇〇子」が多い。
国ちゃんも私も「子」が付く。
私たちの子供は、そんなに斬新な名前は多くないけど
一世代下のママたちが付けた名前は
「とうい」とか「ねあん」とか「うらら」とか。
どこから思いつくのかしら。すごい。

我が家の子供たちの名前は、夫が付けた。
長男の時、すでに男の子が生まれるとわかっていたので、
そっち方面で検討。
字画と意味からマトリックスを作って
その組み合わせで決めた。
この期間、数か月。
凝り性の夫の気合の入った作業だった。
次男の時も、男の子が生まれることは分かっていたので
同じ作業で決めた。
けれども、このときは長男の時のマトリックスがあったので
比較的早めに(実はあっという間に!?)決まったことは
次男には秘密である。

10月に会った知人は、奥さんが妊娠中。
彼も子供の名前は既に決めていると。
ロシア出身のドイツ在住の彼は、自分の祖国ロシアでも
今住んでいるドイツでも共通して通じる名前を付けたそうだ。
その組み合わせは、かなり少なく
ひいひいじいちゃんの名前だったこともあり
一つに絞ったという。
女の子だったらどうするの?って聞いたら
う~ん、と唸っていた。
で、男の子生まれました~って連絡が先日来た。
よかったね~。

2012年12月5日水曜日

名前【国語担当】


Nちゃんのお弁当かぁ。ホットケーキもNちゃんのお母さん! 
高校時代は自分の弁当対応に必死で他を観察する余裕なし↓。
私が、お弁当の時に飲んでいた地産!「カフェオレ」を
隣の席のEが毎回、勝手に飲んで、数ちゃんは、いつも
「人のものを勝手に飲まない!」と叱ってくれていたね。
それから、Mちゃんのお弁当箱。アルミのおじさんが持つような
でかい弁当箱で、中味は、ほぼご飯で…びっくりだったよね。

さて、今朝「こどもの名付け」に関するニュースを見た。
2011年…女の子①陽菜(ヒナ) ②結愛 ③結衣
男の子①蓮 ②大翔 ③颯太…がベスト3。
意味より、好きな漢字や響き重視の傾向があり、画数より
ネットなどで事件に巻き込まれないよう事前に調査…
珍しい名前は避ける、犯罪に巻き込まれやすい名前は避けるetc
…確認してから、決めることが多いそう。
名前は時代を反映する。女児の名前を例に挙げてみよう。
時は大正…カタカナの名前が多い。「千代」や「美代子」のように
お国の繁栄を願う。そして「久子」「貞子」「文子」娘に求めるもの。
昭和初期…「和子」「幸子」「節子」平和や幸福を願う気持ち。
昭和中期…「美智子」・「愛子」・「洋子」。もちろん世紀のご成婚
「美智子妃」の影響は大きい。昭和後期…「美」という漢字が好まれ、
「久美子」「由美子」「明美」「真由美」。そして平成…もう「子」がつくのは
「莉子」くらい。「美」もつかない。一文字の名前「愛」「舞」「萌」。
未来に羽ばたく・グローバルなイメージ…「七海」「美咲」「遥」。
数ちゃんと私が生まれた年のベスト3は、女児が①由美子 ②恵子 
③久美子。男児が、①誠 ②浩 ③豊…なんか、時代を感じる。
先日、近所の公園で、小さい女の子を連れたお母さんが
先を行く男の子(お兄ちゃんかな)を「ローマ…待って!」
と呼んでいた。妹の名前は、おそらく「ミラノ」ちゃん…?!
でも、一緒にいた友人が「龍馬…だったよ」って。じゃあ、妹は?
まさかの…「勝子」(勝海舟より)?!
母が歴女ならあるかもね。

2012年12月1日土曜日

洋食と和食【数学担当】

国ちゃんのお弁当のことは覚えてる!
黒ゴマが卵に、滲んでいた (>_<)
そういう私も、焦げた卵焼きをお弁当にいれてたけど (>_<)
高校生の時、国ちゃんと私、あと何人かで一緒にお弁当を食べてたね。
その中にいたNちゃんは、いつも素敵なお弁当を持って来ていた。
冷凍食品じゃない、大きなエビフライがいつも入っていた。
Nちゃんのお母さんのことは、ご近所さんの国ちゃんの方がよくわかっているけど
私が持った印象は、家庭的ないいお母さん、て感じ。
無意識のうちなんだけど、私は自分の母に
Nちゃんのお母さんがいかに素敵なお母さんか、ということを
話していたようで
私の母は大人のくせに、「そんなにいうのならNちゃんのお母さんに
お弁当作ってもらえばいいでしょ」な~んて、拗ねていた。

そんな母が、私のお誕生会に作ってくれたロールサンドイッチは
その当時インパクトがあって、今では私が子供たちに作る
サンドイッチのメニューの一つとなってる。
なんてことない、単に具をパンでクルクルと巻いて
ラップで包んだだけのものなんだけど。

我が家では、今日の夕飯は何?、と聞かれたら
「洋食」とか「和食」とかって答える。
主食がパンの日(おかずが洋風)は「洋食」
主食がご飯の日(おかずが和風)は「和食」
大抵の場合、洋食っていうと
子供たちは「やったー!」っていうし
旦那はいそいそと、ワインを用意する。
おかずの中身じゃないってことか…。
子供たちが家庭を持ってから
今日の夕飯は洋食…なんて言ってたら面白いな~。