2013年12月11日水曜日

年の瀬【国語担当】

年の瀬を感じる時。
年の瀬…清算期(うまく越せるかどうかが問題)としての年末
という意味だから、本来かなりシビアな意味合いの言葉であるが…。
暗くなって、ふと気付くと、街中がクリスマスの
イルミネーションに変わっていた時。
ショッピングセンターなどで、流れている音楽が
何気にクリスマスソングだった時。
年賀はがき発売の旗がやたらと、あちこちに立っていて
木枯らしに、はためく様子を目にした時。
NHK紅白歌合戦の出場者発表のニュース。
流行語大賞・今年の漢字…発表時期ということで、皆が予想し始めた時。
(今年の漢字…「梨」って予想は、嬉しかった!ふなっしー万歳!)
今年亡くなった芸能人の特集や今年の重大ニュース…という番宣を
CMで目にした時。
飲みに行こう!…と言う時の名目が「忘年会」になる時。

12月に入れば、目にする物、耳にする物、全てに否が応でも
「年の瀬」を感じる。併せて、自身の1年を振り返ったりして…
結局、毎年「あっという間」だったなあ、で終わり。
12月は坊主でさえ走るのだから、「まいてや一般人をや!」だ。
クリスマスの準備・年末の準備(大掃除含む)・そしてお正月の準備等々
とにかく気ぜわしい。
それに比べて、新年明けて1月半ば過ぎると、同じ時間の流れなのか?
と思うほど、まったりしている。
仕方ないから「もう1年の12分の1が終る」などと言ってみるが
何となく、余裕がある。
その感覚で、今年もまだ…20日もある!と言ってみようか…
不思議なもので、口にすればするほど、もうあと20日しかない気がする↓
きっと人生もこのようなものであろうか。(ちょっと松尾芭蕉風…に締めてみた)

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