2013年11月23日土曜日

千葉の穴場【数学担当】

中学の国語の先生は、悪いことをする生徒の頭を
教室にある避難誘導用旗の柄で殴っていた。
角材である。これは紛れもなく体罰。でも当時は親がクレームすること
なんてなかった。今だったら即異動だ。
私はこの体罰を受けた記憶はない。光景の記憶だけだ。
一度も殴られなかった(自慢!…国ちゃんのマネ)。

さて時代はさかのぼり、昭和初期のお話。
中国ラストエンペラーと言えば、溥儀。
その弟の溥傑が千葉に住んでいたって話は、つい最近友人から聞いた。
百聞は一見にしかず。お天気もいいし、行ってみよ~と先週末くり出してみた。
愛新覚羅溥傑氏仮寓と呼ばれるその建物は、溥傑が新妻ヒロさんと暮らした
ささやかなかわいいおうちだった。
お庭に離れ…まさに日本家屋。私たちが訪ねている間にも何組もやってきて
隠れた観光名所という感じだった。
お靴を脱いで家に上がるという形も、誰かのお宅に伺ったというような
不思議な感覚があり楽しかった。

次に向かったのは旧神谷伝兵衛稲毛別荘。
神谷氏といえば、浅草神谷バーの電気ブランというお酒で有名。
私も浅草に行った折に、神谷バーで電気ブラン飲んだよ。
すごく流行っていて人がだくさん。しばらく待たされた。
さてこちらの建物は、神谷さんがいなげの海岸沿いに別荘として建てた
西洋建築のオシャレな造り。先の溥儀のおうちとは対極。
地下にワインセラーを持つのは、ワイナリーを持つ神谷氏ならでは。
建物は国道14号沿いの高台。この14号のところまで海だったそうだ。
海を高台から眺める別荘として有名だったらしい。

今週末は稲毛あかり祭。6千個の灯籠が並ぶ。
千葉もなかなかすてたもんじゃない。

0 件のコメント:

コメントを投稿