2015年11月28日土曜日

12月の大仕事

今月も残り数日となり、いよいよ12月師走になる。
12月になると気になってくるのは年賀状。
大掃除はいろんな理由を付けてやらずに逃げ切ることは可能だが
年賀状はそうはいかない。不義理になってしまう。
私はこの年賀状作りがことのほか嫌い。
できることならいっそ、この制度なくなって欲しいと思っている。
一方夫の方は熱心である。
毎年100枚近く出している。しかも、出す人によって図柄や内容を変えていく手の込みよう。
親戚や共通の友人はすべて彼が担当している。
私は自分の友達30人くらいに出すだけなので別にそんな手間じゃないでしょと
いわれればそうなのだけれど、どうも腰が重い。
どうせ出すなら、こちらの近況を知らせたいし
(頂いた年賀状が定型挨拶文だけだとちょっと淋しい)
かといってその内容も見栄を張らず、自慢げにならず
でもそこそこ頑張っている感を出したい…となると、もうわけがわからなくなるのだ。
印刷だけだとつまらないかなと手書きも入れたいし
そうなると、毎年年末の後悔「ペン字練習しておけばよかった!」ってことになる。
結局だらだらと作成を引き伸ばし最後の最後、30日とかに大慌てで作るということが毎年のことだ。
今年は新しい仕事関係の冬期講習がビッチリ29日まで入っているし
ますますやる気がおきない。
お正月になって年賀状をみるのはすごく楽しい。
特に以前来てくれていた生徒さんからの年賀状は格別だ。
みんなの私の年賀状楽しみにしてくれてるのかな。
と、思うとまた内容に凝り始めて…あ~負のスパイラルに入っていく…

2015年11月22日日曜日

STEPS

次男の演劇に引き続き、今週は長男の学園祭でのミュージカル公演に出かけた。
こちらは30分のショートストーリー3本だてで、気楽にお客さんに入ってもらえるようになっている。
それでも、脚本から歌、衣装に至るまで手作り公演なのでそれなりに手間暇がかかっている。
今回息子はアンサンブルと言って、いろんな役をチョコチョコやって歌を歌う配役だった。
死んだお父さんとかヤクザとか牧師とか…。
チョイ役だったけれど、以前に比べてずっと歌がうまくなっていて驚いた。
声もよく届いていて、お芝居のところどころをキチッと締めている。
脚本を書いたのはこれまでも何度も共演した、可愛い女の子で彼女の書くお芝居はいつも楽しい。
それぞれのキャラに合ったおちゃらけとちょっぴり涙がいいバランスだ。

芝居がはけて会場の外へ出ると役者たちが待っていて
ここでちょっとした会話をすることができる。
行ってみると息子の所に高校時代の友人が来ていた。
あらあら君たちは昔よくうちに泊まりに来ていた…。すっかり大きくなっちゃって…。
こちらは高校時代のママ友6人での鑑賞で、おばちゃんに囲まれた大学生は
あれやこれやと質問攻めにされ「写真撮らせて」と何枚もバチバチ撮られ
それでも嫌な顔せずいる君たちは本当にいい子ね。

息子のミュージカルの後は、別のママ友の友達の息子が出るダンスパフォーマンスを鑑賞。
キレッキレのダンスに各種喝采。
終了後はまた、息子たちはおばちゃんたちに囲まれて写真撮影(^_^;)
彼らのところにもやっぱり高校時代の友人が来ていて、ここでもおばちゃんに質問攻め。

中高一貫の男子校に6年通ってその時の友達が大学4年生になっても続いていて仲良くするなんて
なんて幸せなことなんだろう。
私自身もその恩恵に預かり、ママ友と今でも仲良くさせてもらっている。
ありがたいことだ。
そしてこのママ友おばちゃん軍団はこの後、夜の田町へと飲みに繰り出したのである。

2015年11月14日土曜日

劇団綺畸(キキ)

次男だからか、家族の中ではお味噌扱いされていた次男が大学生になり
演劇サークルに入ると聞いたときは心底驚いた。
家にいるときは小声でモソモソと話をしているし、自分から人前に出ていくタイプでもないから。

公演当日、ちょっとドキドキしながら会場に向かう。
お客さんの入りはどうかしら、などちょっと身内感も持って。
差し入れも済ませた。座席もいいところを確保した。
そして幕が上がり暗がりの中に浮かんだ次男のシルエットを見たときは震えた。
セリフが始まり「あれっ」。
呼ばれて「えっ?」って返事をする時や「ゴメン」って謝るときがまったく家にいるときと同じ。
朝起きてきてぼんやりとしている時に「今日夕飯いるの?」って私に聞かれた時の「えっ?」。
「さっさとごはん食べちゃいな」と言われた時の「ゴメン」。
ちっとも役作りの必要がないじゃない。
彼は引きこもりの男の子の役で、それって彼のイメージが脚本家にそう見えたのか
まさにはまり役だった。

脚本は結構難しく、前半はずっと現実と想像の世界の切り取りで頭の中が混乱していたが
後半にその謎が解ける部分で一気に感動が押し寄せた。泣かされた。
謎解きに絡んだいた次男の演技は、普段の彼とは全く違い
そんな風に感情をあらわにできるのかと驚いた。
いつのまにやら成長していたのね。

ただ、日に日に暗~くなっていった練習の毎日は、引きこもりの役作りだったのかもしれないけれど
家族としてはちょっとやりきれない。
次は明るいお調子者の役になって欲しいな。



2015年11月8日日曜日

年齢は若いのに

先月からジムに通いだした話のその後。
週に3回か4回、真面目に通っている。
ジムのシステムにも慣れてきて、スタジオプログラムにも参加している。
スタジオプログラムは色々なインストラクターが様々なプログラムを展開してくれている。
人気の枠はチケット制で、開始15分前から整理券が配られる。
…これがなかなかゲットできない。
15分前に配布されるチケットを取るために、さらにその前から並ぶ。
今週はホットヨガのメニューチケットを取るために配布から2分過ぎに行ったら
もうチケットをもらう人の人影すらなかった。
仕方なくマシンジムで筋トレをして、エアロバイクをしてこの日は終了。
丁度ホットヨガのクラスも終わったタイミングだったようで
汗だくで更衣室に戻ってくる人たちと一緒になった。
これが結構ご年配の方々ばかり。
私ですらヘロヘロになっちゃうのに、60代70代と見受けられる方が
元気に楽しそうにおしゃべりしている。
そう、この年代の方たち、お友達が沢山いるのだ。
そして、彼女たち「脱いでも凄い」のだ。
お腹なんて贅肉がまったくないし、二の腕もすっきり。
年齢ではまったく私の方が若いのに、ゴメンナサイって感じ。
もともと並ぶことが嫌いなので、人気のプログラムには参加できそうもない。
そして、ひっそりと一人お風呂入って帰るのである。