2013年12月4日水曜日

歴史は変わる【国語担当】

泣くよ桓武平安遷都(794年)
いい国作ろう鎌倉幕府(1192年)
いざ都へと足利尊氏(1338年)
これは、日本史における重要年号暗記ゴロあわせベスト3だった。
「鎌倉幕府の成立は、1185年とする説が有力で、トップ1の座を
明け渡したらしいよ」と聞いてはいたが…解明すべく調べてみた。
歴史というのは様々な資料を分析して、過去の出来事を推測するもの。
歴史研究という学問が続いている以上、新たな資料を発見したり、
新しい研究結果が発表されたりして、定説がひっくり返るのはよくあること
…らしい。私が歴史を勉強したのは、30年以上前にことだから…ね。
変更理由は、大きく4つに分類される。
①新たな発見などによる事実の変更
②学会などでの表記変更を受けての名称変更
③学会などでも諸説ある中での記述の変更
④表記に対する読みの変更
例えば…①日本最古の鋳造貨幣「和同開珎」→「富本銭」
②日本最大の前方後円墳は「仁徳天皇陵」→「大山古墳」
③鎌倉幕府成立…118011831184118511901192→「1185」が有力。
④「百済」くだら→パクチェ
その他、あの「聖徳太子」も架空の人物らしい。まあ、5人の話を一度に
聞き分けられる、なんていう胡散臭い話もあったし…ね。
それから「士農工商」「鎖国」「四民平等」は虚像ということで、教科書から
その記述が消えている。
さらにショックなのは(何がショックなのかわからないが…)
最古の人類「アウストラロピテクス」→「サヘラントロプスチャデンシス」
「アウストラロピテクス」って単語は、その響きが、
何とも前衛的な印象で、ちょっと格好よかった…のに~。
おばさんになってしまうと「サヘラン…」は覚えられない↓

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