そう言って一生やらないままに過ごしてしまうのだよ。私のダイエットと同じ。
私だってやればできる。YDK…やれば、ダイエットできる、こんな私でも。
この時期生徒募集にどの塾も躍起になっている。TVをつければCM。
新聞を開けば新聞広告。息子には毎日DM(それを私が封も開けずにゴミ箱へ捨てている)。最近では見たこともない塾(今では名前も忘れた)までCMをうっている。
名前と顔写真付きで合格速報に載っている生徒さんたちは、
塾からなんらかの報酬をもらっているようだ。
長男の名前が塾のチラシに載った時には図書カードをもらった。
東進ハイスクールに通塾して東大に合格した友人の息子は、
合格発表の日に東大の前で撮影があり(映像と写真)かなりの額の報酬をもらった。
新聞の隅っこに小さな写真入りで合格の名前が出ている人たちも、自分の個人情報と引き換えに何かもらっているのではないだろうか。
こうした新聞や広告の合格者の話が私は結構好きだ。
ほとんどの子が当たり障りのない文章で且つ「塾のおかげ」と言っている(言わされている)けれど、中にはユニークなものもあり、たとえばみすず学苑の渋幕男子生徒のメッセージは面白かった。長男の卒業年度の時は、知り合いの子がメッセージを載せていたりしたし、しばらく消息が途絶えていた子の進路を知ることができたりと見るこちらの方も力が入る。
一方で最近手にした東進ハイスクールのポストインちらしには、自宅最寄駅の校舎の合格実績が載せられていた。これが「東大1名、東工大1名、早稲田27名、慶応10名(一橋は0ってこと?)」。
ん~、微妙すぎる。少なすぎないか。実際何人生徒数がいるのかわからないが、少ないなら少ないなりに在籍数データを出した方がインパクトがある。
長男次男がお世話になった中堅進学予備校は、これまたコマーシャル下手だ。長男受験の年は生徒数20人程度だったのに東大6、東工大1、一橋1、国立医大1、その他早慶多数。なぜ、これを前面にだして地域にチラシ配らないかな~。
最近ではこの塾も衰退の一途となり、クラス数も減少している。まったくもって残念である。