2016年2月27日土曜日

苦手を克服

もともと運動嫌いである。
できるだけ動きたくない。
体のためにちょっとした運動はしていたけれども、イヤイヤながら…
それが昨年から始めたスポーツジムでのスタジオレッスンにハマっている。
毎日違うプログラムを1つ、かかさず受けている。
なかでも気に入っているのはバレトン。
バレーとヨガとエアロビをミックスし、音楽に合わせて体を動かす。
ハードなのはボディーアタック。
スタジオの中を走ったり、ジャンプしたり腕立てをしたり
リズムのいい音楽の中で私一人、ヘロヘロになっている。
ボディーアタックはバーベルを持ち上げたりスクワットをしたりする運動。
私より10歳は確実に年上のおばさまたちが、わたしの2倍以上のウエイトを持ち上げている。
私なりに楽しめばいいさ、と気楽な感じで始めて半年。
かすかながら筋肉がついてきた。
そうなるとますます楽しい。
汗を流して、サウナに入ってまた汗かいて
家に帰ってもまだ午前中。
いい習慣になっている。

2016年2月20日土曜日

宿題が間に合わない

生徒さんに宿題が間に合わないので相談したいと言われた。
問題を解くのに時間がかかり、とてもこなしきれないというのだ。
まず確認したのは、毎日数学を勉強しているかということ。
返事はイエス。時間もかけているようだ。
私が出している宿題は、こちらからみればそれほど多いとは思えず
また、それをやらなければ内容を理解するに至らない、必要最低限の量だと考えていた。
生徒さんが言うには一問解くのに時間がかかり、しかも正答を得られないため
解き直しにさらに時間がかかるということであった。

いろいろと話してみて次の2点が時間がかかる原因だとわかった。
まず一つ目。
問題をみて解法が浮かばない問題をいつまでも考え続けている。
あるいはわからないので解法を教科書から探し出している。
二つ目。
その問題を解くための学習をしてから、日にちが何日も過ぎてから手を付けている。
たとえば学校の授業で習った単元の問題を1週間たっても放置して、
積み残しになっているずっと以前の問題をなんとかしようとしている。

前者はまったくもって時間の浪費である。考えてもわからないものはすぐに
解答をみて解法を学習すべきだ。解答解説を見てわからなければ教科書に
戻るのはいいが、最初から教科書で探し出すことも時間をロスしている。
後者については、すぐに改善すべきである。
積み残しの宿題はいったん放置し、時間があるときに調整する。
まず、習った問題から復習していけば問題はサクサクとけるし気分もいい。
時間がたてばたつほど、記憶は薄れていくので、
考える→解法が解らない→解説を読む→解き直しをする
といった無駄なルーチンが増えてくる。
勉強は時間ではなく内容である。
いかに効率よく勉強するかがカギである。

2016年2月13日土曜日

塾講師談議

二人の息子たちは今、塾講師のアルバイトをしている。
私を含め家族3人が教育産業で収入を得てるわけだ。
先日3人で仕事の話で盛り上がった。
長男が「うちの塾にお母さんくらいの年のおばさん講師がいて、すげーベテランなんだよ」
と話し始める。
「どの学年でも、どの教科でも教えることができて、しかも独自のやり方を確立していて
僕はその先生にお伺いを立ててるよ。」
「でも、なんかちょっと怖いんだよね~。」
「この前もちょっとミスったらすげー怒られた。」

この話を聞いて、私も同僚の学生講師の人たちにこんな風に思われてるのかな~
と複雑な気持ちだった。
私は今の職場ではベテラン先生ではないけれど、おばちゃんである分どこへでてもなんとかやれる。
一つの授業にかける事前準備も学生さんのように忙しくないから、十分できる。
そうなれば当然授業内容の質も変わるわけで、それは致し方ない。
だけど、同じ授業をしている学生さんにとってはやりにくいだろうな~。
(各学年複数クラスあるので、同じ授業が複数教師によって行われている)
昨日も学生講師が塾長からお小言を言われていて、不貞腐れていた。
でもって、なんか私に対しても不貞腐れてた。
この「しょうがねーじゃん、めんどくせーなー」って態度、我が息子を見ているようで
気持ちがわかる。
うんうん、こういう態度取るよね若者は。うちの子たちもこんな感じだわ。
でもまさかうちの子たち、職場でこんなことしてないでしょうね。などなど。
忙しい中アルバイトをしている学生さんは偉いと思う。しかも塾産業のように
毎週決まった曜日と時間で働く拘束された生活を
試験やサークル、遊びとなんとか両立させてることは褒めてあげたい。
だから私も、長男の塾のベテラン先生みたいなプレッシャーかけないように
気を付けなくちゃ。

2016年2月7日日曜日

来年度は受験学年

自分の息子たちが中学・大学の受験の年は死にそうなくらいにストレス満載だった。
ちょっとしたことで気分が上がり下がりする息子たちに、こちらの気持ちを持って行かれないように
平常心を(外見上)保つのも大変だった。
体調管理にも気を遣い、受験が近くなってからは決して生ものは食卓に出さないなど
食事についても気にしていた。
もちろん手洗いうがいはかかさない。
昨年の次男の大学受験が終了し
そうしたストレスから解放されたことはホッとする。

次男が中学受験の時に、塾の先生は毎年このハラハラドキドキに苛まれるのか
と思い「大変ですね~」と言ったことがある。
多分そのときの先生は「ええ、まあ」などというお茶を濁す返事だったろう。
だって、今塾講師をしていてわかったのは
自分の息子の時のようには心の負担がないから。
(当然と言えば当然)
でも、親身になって対応してくれている先生たちに私は
親と同様な気持ちでいてくれているんだと感謝していた。
完全に同志だ!と思っていた。
まあ、そう思わせるところがプロであるのだが。

来年度は受験学年を担当する。高校入試と中学入試。
ヘビーである。私、気持ちを入れ込み過ぎる傾向があるので
精神的にやられないように気を付けないといけない。
でも生徒さんや保護者の方たちには気持ちが寄り添っていると
感じてもらえるような対応が大事だ。
このバランス加減が上手くできるようになるまで、まだしばらくかかりそう。
もう、この仕事ベテランだなと自負してたけど、まだまだかも。