2013年11月2日土曜日

本屋大賞の大賞【数学担当】

高校時代「ゾンビ」と呼ばれていた彼女は、大学時代は「梅ちゃん」と呼ばれていた。
なんとなく納得のいくその愛称に、つくづく個人の特徴で呼ばれてしまう悲しさを感じた。
国ちゃんも私も、名前のもじりから付いた愛称でお互いを呼び合っているが、
高校生で出会った時から、自己申請的にこの呼び名がすでに決定していた。
「〇〇って呼んでね」と先に言ったもん勝ち。特に学生時代は。

さて本屋大賞。書店で働く店員さんの投票によって選ばれるもので、
今年は百田尚樹「海賊とよばれた男」が選ばれた。
昨年は三浦しおん「舟を編む」。どちらも話題になったのでご存じだと思う。
投票権を持つ店員さんはパートアルバイトも可というから、私も駅前の書店で
パートさんになって来年は投票したい!とマジで思った。
この本屋大賞、実は第10位まで選ばれているのだ。直木賞とか芥川賞同様
「本屋大賞はこの作品」とただ一つ選ばれているわけじゃないのね。
2位以下の本は、賞を取ったという意味では全く知られていないけれど、
一般的には結構話題になっている本も多い。
ドラマになった「ビブリア古書堂の事件簿」(2012年8位)、「流星の絆」(2009年9位)
映画化された「神様のカルテ」(2010年2位)、「新参者」(2010年9位)など。
因みに、あんなに話題になった「1Q84」 は2010年10位だ。
私自身2004年の第1回からさかのぼって計100冊中56冊読んでいたから
そうとは知らずに選んでいたとはいえ、いいなと思う本はみんな一緒ということかもしれない。
あえて1位を外して残りの90冊の中からMy本屋大賞を選ぶとすると…
「家守奇譚」(2005年3位)、「悼む人」(2009年8位)、
「横道世之介」(2010年3位)、「百年法」(2013年9位)というところか。
この本屋大賞には「発掘部門」というものもあり、こちらは過去年に出版された本全般から
時代を超えて残る本や今読み返しても面白いという本が選ばれている。
あくまでも推薦という形で順位はつけられていないので、その中からどう選ぶかというのは
難しいところだけれども、タイトルを見ているだけでもわくわくしてくる。
読みたい本が沢山出てきて、あらあらどうしましょう。

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