2013年10月30日水曜日

愛称【国語担当】

ひどい宿…といえば、年末に泊まった伊豆(?)の旅館。
大浴場に露天風呂有り…とあったが、
大浴場の外に、水色のユニットバスがむき出しの状態(!)で
無造作に置かれていた(汗)…だけ。大浴場の、源泉と書かれた
蛇口から、そのバスタブに、青色のホースが伸びていて、
お湯がいい感じに張られていて、いい感じに湯気が立っていた。
一応「露天」、そしてまぎれもなく「源泉かけ流し」。
でも、ダメ!でしょ…。

「愛称」…特に親しみを込めて、対象を呼ぶ為に用いられる
本名以外の名前の一種。「あだ名」「ニックネ-ム」等とも言う。
・本名からつける
・身体の特徴からつける
・対象の関係する事柄からつける
・対象に関係したエピソードからつける
・性格や気質からつける
古来から、親しまれているもので、あの「源氏物語」の作中人物の
名前も本名・実名ではなく、「光源氏」「藤壺」「紫の上」など
いずれもあだ名。「源氏名」(げんじな)の呼称はここから生まれた。

高校時代、「ゾンビ」「マニトウ」という愛称で呼ばれるクラスメートがいた
当時流行ったホラー映画のタイトルだ。何となく身体の特徴をもじって
誰かが名付けたのであろう。校内にとどまらず、街中でも
私たちは「ゾンビ!」と呼び、彼女は「何?」と振り返る。
そして、「ゾンビで~す!」と屈託なく名乗る。
学級委員長は、「おじさん」という愛称だった。
本名からのもじり、竜鉄也(「奥飛騨慕情」の歌手)に少し似ていた、
地味な眼鏡(四角い大きな金色のフレーム、レンズも色つき…薄い茶色)を
かけていた…そんなところが由来であろうか。
街中で呼ぶと、本当のおじさんが何人か振り返った。
みんな人気者だったのだ。いまでは、いいお母さんであろうに…
ある意味、平和だったなぁ~とつくづく思う。

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