2014年7月26日土曜日

落語好き【数学担当】

先日柳家小三治さんの落語を聴きに行った。
独演会形式で中入りを挟んで大ネタを2つ。充分楽しめた。
実は私、落語好きである。落語家さんの高座を聴きに行くようになって
もうかれこれ20年くらいになる。
落語のオチは誰が話しても同じである。
けれども名人噺家さんにかかると、話のつなぎ方や間の取り方が絶妙で
ストンと落ちる。
知っているはずのオチなのに、笑わずにはいられない。

その柳家小三治さんが人間国宝に認められた。
落語家では3人目だそうだ。
大学出のエリート落語家。
バイクや競馬が好きで、先の高座の時もその話をしていた。
6月までは落語協会の会長を務めている。
今でも日本各地の高座周りで飛び回っているそうだ。
御年74歳。落語家としてはいい年回りだ。
小三治さんの落語を初めて聞いたのは15年ほど昔。
そのころはまだ若手という感じだった。
今回は歩く姿などは年相応というものだったけれど
一声発すればその張りのある声に、年齢のことなど吹っ飛んでしまう。

独演会が開催された会場は満席。大人気だった。
強いて言えばもう少し若い層が来てほしいところだ。
お客さんのほとんどが私より年上の方だ。
これからもこの日本芸能を衰退させないよう
広い層に面白さを理解してほしい。
新宿末広亭なら12時から16時半までいて3000円。
一度いかが?

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