された、あるいは最も人気がある三者を総称する際の表現のひとつである。
日本アイドル史における「御三家」とは、橋幸夫・西郷輝彦・舟木一夫のこと。
1960年代、非常に人気を博した歌手である。
そして、我らが1970年代! 男性アイドルのイメージは、「白馬に乗った王子様」
つまり「手の届かない別世界のスター」だった。王子様のような衣装とやさしい笑顔が
特徴だ。髪が長く、痩せていてちょっと中性的なイメージ。
線の細い男性アイドルに、より人気が集まった時代である。
しかし、調べてみると、女性アイドルに比べて数が少ない。
1970…フォーリーブス・にしきのあきら1971…沢田研二・野口五郎
1972…郷ひろみ・西城秀樹・フィンガー5
1973…城みちる
1974…あいざき進也・ずうとるび
1977…川崎麻世・レイジー
代表的なアイドルとして挙げられているのは、以上である。
フォーリーブスは、曲のセールス数はいまいちだったが、「美少年たちが
歌って踊って」という彼らのスタイルは、当時求められていた男性アイドル像を
具現化したようなのであり、彼らにより定着したと言えるらしい。
そこからの「新御三家…郷ひろみ・野口五郎・西城秀樹」の登場である。
ハイレベルな人気を長期に渡って保ち、容姿・歌唱力・人気度等々、
文句のつけようがない。彼らの圧倒的な存在が男性アイドルの創出に
歯止めをかけたと言っても過言ではないだろう。
この時代の特徴は、とにかく若い!…当時は「早熟」と言った。
加えて、歌詞の内容も早熟!そして、それを歌いこなせるだけの抜群の歌唱力!
フィンガー5なんて小学生…で、「憧れのあの人は罪なことだよ、先生~♪」…だよ!?
意味わかってんの?って感じだ。
新御三家は、もちろん、ひろみ派・ヒデキ派・五郎派に分かれていた。
私は「ヒデキ」派!!西城秀樹のキャッチコピーは「ワイルドな17才」。
裾がものすご~く広がった白いパンタロンで、アクション旋風を巻き起こした。
「君が望むなら…たとえ火の中も、恋のためなら恐れはしない情熱の嵐よ~♪」
歌は「掛け合い」が特徴で、TVの前で掛け合いをしていた。(これ、ファンの必須だから!)
ちなみに、女性アイドル同様、レアなアイドルのファンでもあった…
「豊川誕」「堤大二郎」…今どうしてるのかな?
YouTubeで久しぶりに当時の画像を見たら、涙出てきたわ…
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