2014年7月12日土曜日

王様と私【数学担当】

一週間の間にミュージカルを2回見た。
1度目は「王様と私」。タイの王様が、子供や奥さんたち(一夫多妻)に
西欧式教育を受けさせるためイギリスの未亡人を家庭教師として雇い入れる話である。
Shall we dance?の曲が有名である。
古くは1950年代に舞台で上演され、その後映画化もされている。
最近では渡辺謙が、ニューヨークブロードウェイで王様の役として起用されたニュースがある。
(上演は来年)
私自身は子供の頃、深夜の映画でユル・ブリンナーが王様役で演じているのを見たのが
最初の出会いだ。

今回のミュージカルは松平健が王様役。
全国を回るツアーで今年で3回目だ。
このミュージカルの特徴は、とにかくチケットが安いこと。
1席3500円だ。通常ミュージカルと言えば1万円は下らない。まさに破格値。
松平氏が言うには、ミュージカルというものを多くの人に知ってもらいたいから、ということだ。
その意向が十分反映されているかのように、お客さんの層も通常とは大分違う。
年配の女性が多いし、奥さんに連れてこられた風の年配の男性もチラホラいる。
軽い気持ちで来てみました…というように、わりとラフな格好で来ている人も多い。
ミュージカルだとお約束のように拍手をしたりするタイミングなどがあるのだけれど
そういうのもバラバラで、変なタイミングで拍手しちゃう人とかいたり
なんだか微笑ましい。
気楽に一度見てみようというきっかけになっていいんじゃないかな~と思う。

2回目は息子の舞台。大学のミュージカルサークルの新人公演だ。
彼は新人ではないのだけれど、上級生キャストとしてチョイ役で出演した。
そこはもう、息子大好きの親ばかの私だから観に行くわけ。
新人部員にとっては初めての舞台だから、みんな緊張していて初々しい。
そして1年たった息子はそれなりに上手くなっていた。
9月には秋の本公演がある。今度は名前のある役(いつもは後ろで歌ってるアンサンブル)
を獲得してほしいな。そうしたら上演3日間連日観に行っちゃうんだけど。


0 件のコメント:

コメントを投稿