2014年5月14日水曜日

求人広告【国語担当】

RehtomInc」という会社が、危機管理の仕事を募集する求人広告を出した。
【仕事内容は「危機管理」。役職は、現場総監督、
これにとどまらず責任は広範囲に及ぶ、かつ流動的。
ほぼ全ての時間、立ち作業と屈む姿勢で作業し、体力が必要。
基本的に週7日、24時間 休憩時間なし(もちろん合法)。
食事は、全ての同僚が食べ終わった後。
職位には、交渉力と交際力が求められる。
更には、医学、金融学、栄養学に通じている人物であること。
複数の役職を兼任。常に周囲に注意を払い、時には同僚と徹夜、
一睡もすることなく大事な仕事を遂行する。
よって、プライベートな時間は諦める他ない。
Xmas、祝日(連休)、正月などは仕事が増大。
給料は「0」。ボランティアのような感じで完全無給】…という内容。

米の「メッセージカード会社」が母の日に向けて企画したCMである。
(会社名を逆から読むと…mother…でしょ)
ネットと新聞の求人広告で集められた応募者たちが面接官とweb
カメラ越しに面接を行うシーン。その面接の様子がYouTubeupされている。
5/11 日経新聞の「春秋」でも取り上げていた)
最後に、面接官が「現実に数十億人がこの仕事に就いている!」と言い、
誰?→「お母さん」となるわけだ。
そう!仕事の正体は、日々家事や子育てに奮闘している「お母さん」のこと。
応募者たちは、母親の偉大さを痛感し、笑顔で母親たちへの感謝のメッセージを…。
 
主婦業の過酷さと有難さを伝える、母の日に向けてのPRだ。
まあ、アメリカはこういったドッキリ的な(大袈裟な!)PRが大好きだ。
実際、無給だが、主婦業をお金に換算すると、年収は1200万を超えるらしい。
※休みなし、休日出勤、残業代含む

もちろん「母親業」といっても取り組み方は、千差万別で
欠勤・早退が多かったり、職位にはかなりの偏りもみられるわけで…、
時には、同僚を置き去りにして、飲みに出かけたり
同僚より先に寝てしまったり…なんてこともあるのだけれどね。
このCMを見て、感動すると同時に反省もした私…。

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