2014年5月10日土曜日

魚屋を見つける【数学担当】

1か月ほど前の土曜日早朝、近所の道端で懐かしい光景を見かけた。
魚の行商がいたのだ。
車の左右をオープンにした作りで、お客さんは周りから商品を見ることができる。
車の周りを人が囲んでおり、詳細が分からなかったが、とにかく気になった。

私が子供の頃、実家の前に同じように魚の行商の車が毎週やって来た。
(都はるみの「好きになった人」を流してやってくる)
私の田舎は山に囲まれ、海から離れていたので
あまり新鮮な魚が手に入らない地域だった。
こうしてやって来た行商も、母に言わせればイマイチだったようだが
それでも時々購入していたようだ。
私自身はずっと以前、海外に暮らしていた時
やはり魚の行商のおじさんが家の前に来ていた。
お刺身や生いくら、時には海鞘(ほや)なんかも積んできていた。
日本のお菓子も持ってきていて、子供たちが運動会の前日などは
おじさんが「がんばれよ」とマーブルチョコなんかをくれたりしたっけ。
やや高めであったかもしれないが、お刺身はここでしか買えないから
結構重宝していた。

話は戻り、先週の土曜日やはり早めに外出した夫から「魚屋がいるぞ!」というメール。
パジャマを脱ぎ捨て、ノーメイクで飛び出した私。
すでにお客さんは集まっていた。
荷台には高さ10センチほどの木箱が積み重ねられ、その中に
刺身や切り身や魚卵など、数えきれないほどの魚が入れられていた。
そのわきには発泡スチロールの箱に、氷と一緒にサバやヒラメ、鯛などなど。
どれも活きがいい。お客のおば様たちは、惜しげもなくお札をきっている。
私もサバとめひかりとボラ肝を購入した。
夕飯メニューは、サバ塩焼き、めひかりから揚げ、ボラ肝煮つけだ。
そして純米酒を一杯、サイコー!
朝の8時から8時30分までの30分しか滞在しないというお店。
早起きした日にまた買いに行きたい。

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