2013年8月14日水曜日

熱中症【国語担当】

そういえば…私が子どもの頃(40年以上前)には、
「熱中症」なんて言葉はなかった気がする。
「日射病」だ。夏の暑い日(東北ではお盆の前、数日)、
「日射病になっから、帽子かぶっていげ!」と言われた。
もちろん麦わら帽子だ!子供の夏休みの朝の3点セットは
「麦わら帽子・ラジオ体操カード・虫かご」だった。
夢中になって走り回って帰ってくると、顔が真っ赤で…
まずは、麦茶を飲み、スイカを食べ、体を内面から冷やした。
それから、扇風機をかけ、バスタオルをお腹にかけて、一番
日当たりの悪い四畳半の部屋で昼寝をした。
夏の昼食は、決まって「ひやむぎ」だった。胡瓜の一本着けと
茹でたトウモロコシが食卓に並んでいた。

熱中症の一つに熱射病があり、さらのその中に日射病がある。
大分類で熱中症・中分類で熱射病・小分類で日射病だ。
日射病は、炎天下にスポーツや激しい労働をしたような時に
汗がたくさん出て体の水分が足りなくなり、心臓へ戻ってくる
血液が少なくなって、心臓が空打ちをしてしまう病気。
いわば「脱水症状」。木陰などの涼しい場所に移動→十分な水分補給
→休ませる→回復!
日射病が一部の症状しか言わないこと。熱中症は、日射病とは違い、
室内でも発症するケースが多いし、総称で「熱中症」で一般に通じるから、
昨今では、「熱中症」と言うようになったようだ。
今年は、昼間テレビを付けると、毎日「高温注意報」のテロップが…。
生死に関わる事態になっている。熱中症危険度を示す、男の子の顔の絵も
危険度大は、かなりヤバい感じで、見ただけで、否応なく、注意喚起必須。
電力節約なんて言っていられない。家に中でも危険、外ではもっと危険!
水分が足りないと思った時点で、すでに熱中症…と言うのだから、
起きて飲み、動いて飲み、休んで飲み、寝る前に飲み!
あと1ヶ月は、暑さとの戦いだ…。

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