2012年12月26日水曜日

メリクリ!【国語担当】


三連休の後のクリスマス(本番)、しかも平日…というのは
華やかさに欠ける↓。街はすっかりお正月を迎える準備に
切替わっているし、冬のバーゲンまで、もうあとわずかの今
何か買おうなんて人はいない↓

幼い頃、ド田舎にはサンタクロースなんて者は、いなかった。
祖母が、サンタブーツ(紙製の長靴にお菓子の詰め合わせが
入っている代物)の売れ残りを一つ買ってくれるだけだった。
ケーキは…いや「も」、取引先の残り物のバターケーキ。
「今日はご馳走だよ!」って言う時は、たいてい「カレー」↓
でも、毎回登場する近所のNちゃんは、そういえば…白いギターとか、
サンタさんにもらっていた。Nちゃんちのケーキは、生クリームで、
ご馳走は「チキン」だったんだろうな~。
不思議なことに、羨ましいと思うこともなく、我が家の状況も
それはそれで自然に受け止めていた。
ただ、自分の子どもには、夢を与える役割を担っていこうと思った。
幸い天然系の為、上二人は小学生までサンタクロースの存在を
信じていたようだ。上の子が、まだ小学生だった頃、
とある地方の「サンタランド」を訪れたことがあった。
「今日は、サンタさんが執務室にいますよ!」との放送で
執務室とやらに出向いてみると、恰幅の良い白ひげの…まさに
サンタクロースが背広姿で机に向っていた。青い目のその
おじさんは、紛れもないサンタクロースの仮の姿といった感じだった。
しかし、想像上の人物を目の当たりにした時って、人は「固まる」!
私たちは、大人なので「まあ、よくも似たような人を見つけてきたもんだ。
夏に、しかも秋田(フィンランドじゃない!)で執務中って、有り得ないし…」
と思ったが。子どもたちは、「固まり」続け、一言も発せず、御対面終了。
いろんな意味でいっぱいいっぱいだったのだろう。想像上の人物は
見えないところで、そっと存在していて欲しい…と思った。
 
さて、今年もこれで終了。一年間、お付き合い頂き有難うございました。
また、来年も宜しくお願いします…ね♡

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