2012年11月3日土曜日

頭が痛くなっちゃうの?【数学担当】

昨日の朝日新聞に
 数学が苦手な人は問題を解こうとすると頭が痛くなる…
http://www.asahi.com/science/update/1101/TKY201211010742.html?tr=pc
という記事が載っていたのをご覧になったかしら。
そんなにまで嫌われている数学。ちょっとかわいそう。
私の教室にくる生徒さんたちの入会理由のほとんどが
数学が苦手だから、というもの。
みんな頭が痛くなっているのでは?と心配になってしまった。(>_<)

一般的に、苦手意識を持って入会した生徒さんたちの
最初の1ヵ月はわりと穏やかに過ぎる。
なぜなら「全然わからないんです~。困ってるんです~。」って状態だったのが
教わりながら問題を解いてみたら、「あらあらできるじゃん!!」
っていうことになり、いい気分になるみたい。
「あれ、数学って結構簡単じゃない」って。
やがてその見通しの甘さに気づかされるのが、その後間もなく。
この時期に突入すると、ほとんどの生徒さんが泣きます。マジで。男の子も。
数学ができないというのは、圧倒的に勉強していないということがその原因。
そういう子供たちの勉強法というのは、
問題を解いて、丸をつけて、はい、おしまい!
間違えていても、解けなくても「はい、おしまい!」なの。
だから出来なかった時にその理由を追及していく授業というのは
苦痛なのだと思う。
出来ないという事実を突き付けられちゃうからね。
でも、3ヶ月から遅くても半年過ぎるころには
この学習のやり方に慣れてきて、解ける問題も増えてくる。
この勉強をしなくては、成績が上がらないということも身に染みてわかってくる。
授業はとても効率の良いものになり、自学自習ができる力もついて
そろそろ教室を卒業する時期になる。
こうなれば、頭痛もしなくなるよね。

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