2012年6月9日土曜日

将来の夢がみつからない時【数学担当】

国ちゃんのリサーチの「7割の中学生が夢を持っている」というのには
びっくり!もっと少ないのかなと思っていました。

高校一年生は、そろそろ文系理系選択をする時期になっているようです。
「数学は好きなんだけど化学と物理が苦手なんで、理系は無理ですか?」
「文系希望なのだけれど、数学が得意なんでそれを生かす方法はありますか?」
などなど、相談を受けています。
国ちゃんも言ってるけど、将来の夢(職種など)が決まっていれば
決めることは簡単なんだけど、高校生くらいになると
現実が目の前に見えてきて、夢すらも霞んでくる…

実際のところ、自分の夢が現実になっている人ってどのくらいいるのだろうか。
少なくとも私の周りには、数えるくらいしかいない。
でも、その時夢がかなわなかったけれど、
気がついたらまたその夢にかかわっているってことがあるんじゃないかな
と思うこともあります。
私自身、高校の時にあんなに「数学を勉強したい!」と思っていたのに、
女子大生を謳歌してすっかりそんなことも忘れ(苦笑)、結局のところ
数学とは全く関係のないメーカーに就職。
「絶対先生にはならないけど、資格だけとっておこうかな~」と取得した教員免許。
めぐりめぐって、今また数学・教育という場に身を置くことになりました。
国ちゃんだって大学受験の時、模試でぶっちぎり全国一位を叩きだした国語は
大学卒業後就職の職種には関係はなかったかもしれないけど
今は国語の先生をしているしね。

何が好きなのかということを大事にしていれば
具体的な夢がなくても焦ることないよね、と子供たちには言ってあげたいです。
時間をかけてみつかることもあると思うから。




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