「タモロス」とは、「笑っていいとも!」が最終回を迎えたことで、お昼に
タモリさんを見られなくなってしまうという喪失感を表現した造語である。
「笑っていいとも」は、32年間続いた国民的長寿番組。お昼の時間、TVをつけると
そこにタモリさんがいるのは、当たり前で、ふとした時に、そのことを思い出し
しんみりしてしまう感情のことらしい。それを受けて、「あなたは、何ロスですか?」
という街頭インタビューを見た。で…私は、「何ロス」だろうか…と考えた。
「キュンロス」だ!「胸キュンロス」だ。
胸キュンとは、胸が締め付けられてキュンとするような、人間の感情のひとつである。特に異性との思い出や、交際の中で素敵な側面を発見したときに起こる。直接要因としては、
景色・音楽・匂い・色・恋・切なさ、などがある。「胸キュン」という言葉は、
1980年前半にヒットした曲の歌詞に使用され、一般的な言葉として定着したもの。
もちろん流行語だからすでに死語であるが、胸がキュンとする状態は感覚的に理解され、
「ときめき」(動詞「ときめく」の連用形…期待や喜びで胸躍る状態のこと)や
「キュンキュン」(少女の恋愛において、胸が息苦しい感覚を覚えるなど、
通常の精神状態とは異なる状況に陥っていることを表す擬態語)なども類義語である。
実は、韓国ドラマの歴史物をいくつか観て、なんとなく重くなり、疲れていたところ、
友人に「骨休めに、軽めのドラマを観たら?「屋根部屋のプリンス」は、超お勧め!胸がキュンキュンするから…」と言われた。同世代の友人(見た目は普通のおばさん)に
そんなことを言われ、そんな感情が存在することに衝撃を受け、早速鑑賞。
ドラマは、確かに凄く良かった。最後のシーンは、とても感動的で、不覚にも(?)
涙し、何度も巻き戻して見た。主人公のパクユチョンは、今、韓国で最も人気の俳優。
透明感のある素敵な俳優。そもそも「胸キュン」とは、その状況を自分が受けていると
想像して感じられる感情であろう。しかし、どうも我が息子の年齢に近いせいか、
「産めるかも?」と思ってしまい、恋愛対象として感情移入することができない。
私が、唯一「キュン」としたのは、おばあさんがユチョンに「ずっと側にいておくれ」
といって、仲良く携帯で写真を撮る場面である。二人で変顔をしたりして、楽しそうに
写真を撮る…キュンとした!!!
いやはや…「母親」どころか、「おばあさん(祖母)」気分だ!
私…枯れてるわ~!
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