2014年8月20日水曜日

韓国ドラマにはまる?【国語担当】

冬のソナタ…2003年から2004年にかけて日本でTV放送され話題となり
2004年には流行語大賞にもなった、韓国ドラマのタイトルである。
「流行りもの」に弱い私、もちろん、夢中で見た!しかし、ストーリー展開が
単純・単調過ぎて、満足できず、それ以降「韓国ドラマ」からは遠ざかっていた。
が、いまだ、密かに「韓国ドラマ」は中高年の女性から根強い支持を得ており、
話題にのぼることも多く、触発され、私も再度、飛び込んでみた。
久しぶりに見ると、まず人物がみな同じ顔に見え、判別できない。
日本のドラマに慣れているためか、話の展開が遅い・話が長い・無理矢理な展開等に
ついていけず、辟易することもしばしば。友人に「五話までは我慢よ」と
言われたので、じっと耐えているところである。

なぜ、中高年の女性は「韓国ドラマにはまる」のか、調べてみた。
現実を忘れさせてくれる憧れのハッピーエンドのラブストーリーが多いから…
というのが、主な理由であるらしい。もちろん、韓国の風俗・習慣が面白い、
若いイケメン俳優が多い、家族愛や友達というものが大事に扱われている
暴力や犯罪物が少なく、ストーリーが単純なので理屈抜きに楽しめる
などという意見もある。
賛否両論で、一時の寂しさや退屈を埋めるだけのもの。ストーリーがくだらない。
交通事故・不治の病・記憶喪失・出生の秘密・繰返されるすれ違い・復讐・脳腫瘍の
発症率が異常に高い(しかも完治する!)→めちゃくちゃ・やりすぎなどという酷評も。
友人いわく…日本のドラマにはない展開(予測できない有り得ない展開)が魅力とのこと。
懐かしい昭和の香りがするというのだ。確かに、最近のドラマは。中高年層には刺激的な
内容(残虐・悲惨)であったり、描かれる若者像が「今どき」過ぎてついていけない節がある。
韓国ドラマでは、友人や家族に対する愛情描写が細やかで(しつこいくらい!)、
目上の人に対する礼儀や敬う姿勢なども、とても好ましく感じると。
有り得ない展開でも韓国ドラマであれば、笑って許せるというのだ。
(そうか!…そう思って観賞すればいいのだ。考えるな、感じろ!ってやつだ。)

「韓国ドラマ」お決まりの法則…①一人の女性を複数のイケメン男性が取り合う
②一種独特の倒錯の世界(性別を隠して男性の恰好をしたかと思えば女性の恰好をしたり)
こういったことも、中高年層(女性)には、たまらない魅力かもしれない…と思った。

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