1989年「新語大賞」で金賞を受賞した言葉だ。
2000年に入り「パワーハラスメント」(パワハラ)…権力を利用した嫌がらせ。
「モラルハラスメント」(モラハラ)…精神的な嫌がらせ、などという言葉も
生まれた。いろんな「嫌がらせ」だ。「嫌がらせ」とは、人が嫌だと思うことを
わざと言ったり、やったりすることだ。自分にはそういう意識がなくても、
相手が「嫌!」だと思うなら「嫌がらせ」になるのだ。だから、人によっては、
「今日も綺麗だね」(セクハラ!) 「頑張って仕事しろよ」(パワハラ!)だ。
「認識の相違」「個人の主観」に由来する事象なので、とても取り扱いが
難しい。昨今、これらにより、人間関係の悪化が長期化・深刻化する事態が
多々、見受けられ、社会問題となっている。
よくよく考えると、日常はこれらの「ハラスメント」で溢れている。
なぜならば、「被害者の主観のみによって決められる」からであり、
拡大解釈していけば、全ての事象がこれらに行きつくような気さえする。
逆に言えば、それが、これらの「ハラスメント」の問題点である。
これらの「ハラスメント」の概念における拡大解釈が、些細な事にまで
「セクハラ!」「パワハラ!」「モラハラ!」と騒がれるようにもなるのだ。
それによって、過度に気を遣い、必要とされるコミュニケーションが円滑に
進まなくなるという弊害も…。また、単に気に入らない人間を陥れたり、
嫌がらせをする為の「便利な言葉」として扱われる場合も出きている。
そして…東京都議会の「セクハラ発言」問題である。
議員としての品位に欠ける発言から、5日後、鈴木議員の品位に欠ける行為が発覚。全くもって「議員としてお粗末」「人間としてもお粗末」だ!
2時間サスペンスドラマなら、元グラビア出身の美し過ぎる議員による
「ハニートラップ」…などという展開もありか?
いやいや、鈴木議員は、当初のコメント通り、セクハラ発言などしておらず、
大御所の汚名を着ることで一生、大御所議員をゆすり、果ては、
大御所議員に雇われた殺し屋にグサリ!!……とか?
考え過ぎ?単におバカな鈴木議員のお粗末な顛末か…。
塩村議員も美しいから言われたのだろうし、鈴木議員に至っては、調べてみると
まあ…いわく付きの人物。よくぞ議員になったものだって感じ↓。
ひと昔前なら「好きだから、からかったんじゃない?」なんて言われて
オシマイ…だったが。
「ハラスメント」に溢れる現代では、そうはいかないのだ!
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