2014年6月18日水曜日

叱って欲しい【国語担当】

耳掃除…私も大好き(してあげる方)!
子供の耳掃除をしまくって、何度も外耳炎にしたことがある。
耳掃除をしながら歩き回り、壁に腕をぶつけ、耳かきで自らの鼓膜を
破ってしまったこともある!(耳かきが、すごく奥まで刺さり、鼻から出るかと
思った)。血だらけになり、耳鼻科に駆け込んだ…。以来、歩き耳掃除は禁物↓
耳かき屋という商売がある。ひざ枕で耳掃除…101000円だって。

ところで、一斉を風靡した「カービイダンス」。遅ればせながら…
DVDを見て、試してみた。とにかく、やたらと腰を回す動きが多い。
くびれ重視だから当然か?! 腰を回しながら、ステップを踏む。
樫木先生がお手本を見せてくれているのだが、自分のダンスは、先生とは
どうも違う物になっている。どちらかというと、志村けんの「おばあちゃん」っぽい。
でも、先生は、すごく褒めてくれる。
「いいよ~。すご~く上手!」
「いいね~。もう少し頑張っちゃおうか」
「すご~くいい。いい感じだよ~。じゃあ、手も付けちゃおうか」…等々
しかし、踊っている自らの姿は、お褒めの言葉を頂戴できるような代物ではない。
褒め言葉が、返って「辛い」…「苦しい」のだ。

褒めて伸ばす…この教育の原点は、室町時代に遡る。
世阿弥が著した「風姿花伝」に習いごと(稽古)に関する記載があり、
「やりたいように自由にやらせるべし」→「叱ったり規制するのはダメ」
→「褒めて伸ばす/褒めてこそ伸びる」って(意訳し過ぎじゃないかと思うけど)。
褒めて伸びるタイプとそうでないタイプがある。
わたしは、そうでない方…「叱られて伸びる」タイプだ。
樫木先生に提案したい。「カービイダンス」に「叱って伸ばす」バージョンを!
「そうじゃないでしょ!ダメダメ!もっとしっかり!」
「違う・違う。よく見て!もっと頑張って~」
「もっともっと頑張れるよ~!手も付けて!そんなんじゃ、全然ダメ!」って…ね。

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