2014年2月15日土曜日

2014年千葉高校入試【数学担当】

「へんてこりん」っていつも使っているから、みんなが使っていない言葉だとは気が付かなかった。
他にも「まっ赤ちか」って言葉、あまり使わないけれど私の中ではアルアル言葉だ。
ただ赤いというよりも、もっと全体が赤くなっている印象。
「血が出て体中がまっ赤ちか」「はずかしくて顔がまっ赤ちか」などと使う。
これも、確かにあまり聞かない言葉かも。

さて、今週12日・13日と千葉の公立高校入試があった。対象の生徒さんたちはお疲れさま。
幸いにも雪の影響もなく(その前後は降雪だった)、存分に力を出してきたと思う。
数学の問題は例年通りの出題傾向で、過去問をしっかり解いていた生徒さんは成果が出たはずである。
数学教室でも、自己採点の結果報告があり、みんなとても健闘してくれている。
来週の結果発表まで時間があるけれども、私としてはまあ大丈夫かなと大きくかまえている。

試験翌日に新聞に問題掲載がされていたので内容確認してみたが
これまでと大きな出題変更はなく、生徒さんたちがちょっと苦手とする
作図や図形の証明も比較的易化している。
例年、「デジタル放送になったのでTVを買い替えることになり…」とか
「白熱灯からエコを考えてLED電球に変えたら…」などというちょっとお話が入って
題意をぼんやりとさせるようなつまらない(!?)ストーリーは今年はなくて
ズバッと問題を提起している、ちょっと私立高校入試めいた問題に変更しているのは
私的には好感が持てた。問題も難易まぎれていて、レベルの差がある公立問題としては
良い問題だったと思う。

そして、今後の高校入試の変動のニュース。
以前は特色化選抜という名前で、高校独自問題で選抜していた前期試験が
学校独自問題を作成することに負荷を感じた高校が
前期も後期も統一試験を実施することになったのが2011年からである。
しかしながら、その形式でも学校の負荷は高く在校生の勉強にしわ寄せがあるとして
前後期1本化を視野に入れているという。
早ければ2年後には試験チャンスは1回になるということもあり、今後の入試動向に目が離せない状況になっている。
試験体制に翻弄される子供たちには気の毒な話である。

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