2013年9月7日土曜日

地域別東大合格率【数学担当】

国ちゃんの素朴な疑問から、私も興味を持ち、ちょっと調べてみた。
都道府県別に東大合格数がデータ化されているものを発見。
これは2009年から2013年までの5年間の東大合格者数を平均し
(年度によるばらつきを吸収するため)
高校生1000人あたりの数として数値化したものである。
第一位はみなさんの予想通り東京都!
全国平均が高校生3年生1000人に対して2.75人のところを
東京は9.74人だからその数3倍以上、恐るべしである。
我らが千葉は2.07人で16位。う~ん、微妙。
そして国ちゃんと私の地元♪~、福島は0.65人で、な、なんと46位。
ビリから2番目。悲しい。がんばれ福島。
このデータは、卒業した学校の生徒数でカウントされているから、実出身地とは違ってくる。
たとえば、千葉出身のA君が、東京都の開成高校で合格したら、東京に+1。
一方東京におうちのあるB子ちゃんが、渋幕で合格したら千葉に+1、という数え方。
福島は2011年の震災で、多くの高校生が他県へと移ってしまっただろうし
一時の卒業生の数はずっと減ってしまったんだろうな。
その辺のところをもう少し掘り下げたデータが見てみたい。
東京都は私立の学校が多く、進学校として有名な所が沢山あるから
近郊の神奈川・埼玉・千葉なんかから多く通学していると思う。
みんなで東京都にポイントあげちゃってるんだろうね。

それからもう一つ、地方と大都市圏での受験対策のハンディーキャップってあると思う。
私は地方で暮らしていたから、首都圏の受験状況を知った時、
そのギャップに驚いた。これじゃあ、入試で勝てないわとしみじみ思った。
そもそも、現役受験生の予備校なんてなかったし(福島の大都市郡山でも)
学校の進路指導や受験対策なんて、あってなかったようなもの。
だからと言って私が東大に入れたかというと、そんなことは絶対にない。
ただ確かにいえることは、地方から難関校に合格した子は、本当に頭がいいということ。
教育の理想としては、地方でも同じように教育が受けられて
同じようにチャレンジできる、そんな仕組みになってほしい。
そしたら、他県から福島に+1ポイントしてくれて、ブービー脱却できるじゃん!


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