2013年9月11日水曜日

2020 Tokyo【国語担当】

週末、日本中が歓喜に沸いた。
東京・札幌・長野と開催し、再び東京。
夏季オリンピック複数回開催は、アテネ・ロンドン・ロサンゼルス・東京のみ。
夏季・冬季の両方を複数回開催し、かつ二度目の開催都市を持つのは、
アメリカと日本だけ。

日本は、東日本大震災で大きなダメージを被ったが、逆にそれが
招致活動の原動力にもなり、成功につながったと、私は思う。
被災地は、オリンピックどころではないだろう。だが、この決定が
復興活動に拍車をかけることは、間違いない。
日本が放射能に汚染されているという風評は、国内だけでなく
世界で誤解を招いている。招致活動で掲げた「安心・確実」という
コンセプトは、対抗国との比較戦略の意味合いとしてだけではなく、
日本が、まさに今、世界中に発信したいメッセージだった。

開催メリット…東京のイメージアップ。スポーツマインドの向上。
台場・有明を中心としたインフラ整備が進む。観光客増加→消費で潤う。
経済活性化の原動力になる。雇用の誘発…等々、
多数の副次的な効果が期待される。
デメリット…建設費用・整備費用が財政を圧迫する。公害・自然破壊・
不法残留で犯罪増加。無駄な施設を残す…くらいかな?!
アジア経済が発展するなか、これまで、アジアの雄であった日本経済が
停滞し、取り残されている。「今こそ」世界に再アピールするチャンスだ。
また、国民に国家を意識させる(国家意識の高揚)には、最高の機会。

オリンピックは「平和の祭典」である。
7年間で解決しなければならない問題…汚染水問題・電力問題(首都圏の需要に
耐えられるか)・インフラ整備(首都高・地下鉄)。更なる財政の支援が必要。
きっと…消費税…上がる、8%に…。

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