2013年9月18日水曜日

特別警報【国語担当】

東京オリンピックの記憶…私には、全くない!
恥ずかしながら、1965年に開催されたというのも、最近知った。
オリンピックに関心がなかったのだろうか?
なんとなく覚えているのは、「大阪万博」。「太陽の塔」をテレビで
見た記憶がある。

16日、運用開始後、初の「特別警報」が発令された。
気象庁は、大雨・津波・地震などにより、重大な災害の起こる
恐れのある時に、警報を発表して、警戒を呼び掛けていたが、
これに加え、今後は、この警報の発表基準をはるかに超える豪雨や
大津波が予想される重大な災害の危険性が著しく高まっている時に、
新たに「特別警報」を発表し、最大限の警戒を呼び掛けることに…。
「特別警報」は、災害に対する気象庁の危機感を伝える為に創設されたのだ。
創設の経緯は、東日本大震災。警報を出したが、必ずしも
住民の迅速な避難に繋がらなかったという教訓を経て。
発令された場合は、「数十年に一度しかないような非常に危険な
状態にある」という差し迫った状況であり、住民は
「ただちに命を守る行動をとる」ことが必須という、まさに
緊迫した状況なのである。

災害時の警報システムは、レベルの低い順から、①「避難準備情報」→
②「避難勧告」(勧め促す)→③「避難指示」(「勧告」より拘束力が強い)
→④「警戒区域設定」→⑤「災害緊急事態発布」と進む。
警報を呼び掛ける文言が、「外出を控え、早めの帰宅を心掛けて下さい」と
上から命令口調で言われると、何やらただごとではない雰囲気…。
そして「これまでに経験したことのない大雨」…って「どんだけ?!」という
感じだし、追い打ちをかけられるように「ただちに命を守る行動を取って下さい」
「命を守ることを最優先に考えて行動して下さい」と何度も
繰返されると、もう尋常じゃない切迫した状態なのだと痛感する。
で…とにかく避難だ!「命有っての物種」だものね。

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