2013年9月25日水曜日

地味過ぎて…【国語担当】


まさに、長男の入学式(大学)が、ライブビューイングだった…。
 
地域活性化の手法としての新たな方向性のひとつに
「コンテンツーリズム」というのがある。
地域固有のイメージに物語性・テーマ性を付加し、それを観光資源として
活用すること。簡単に言うと、ロケ地誘致や映画撮影地提供といった媒体を
通しての宣伝活動により、地域の活性化を図るってことだ。
最も、経済的効果が期待できるのが、NHK大河ドラマの誘致。
昨今では、県のプロジェクトにもなっているらしい。
「八重の桜」の放映に伴う福島県における経済効果は、ゆかりの
土地を訪れる観光客の増加を背景に113億円と予測されている。
昨年の「平清盛」は202億円…。ちなみに「あまちゃん」(朝ドラ)が
33億円だから、桁違いの経済効果だ。

会津若松に負けてはいられない…と郡山市が立ち上がった。
「安積疏水(あさかそすい)」…猪苗代湖より取水し、郡山市、
その他の地域(安積原野)に農業用水・工業用水・飲用水を供給している
疏水である。那須疏水(栃木県)・琵琶湖疏水(滋賀県・京都府)と並ぶ
日本の三大疏水のひとつ(知らなかった…↓)。
この地元・郡山が誇る「安積疏水」を大河ドラマの題材にと
市のお偉方がNHKに陳情に行ったが、けんもほろろに追い返された。
歴史的文献が余りに少ないという理由だったらしいが…。
いやはや…地味過ぎる。「あまちゃん」の脚本家・宮道官九郎あたりに
出来うる限りの着色をしてもらっても、どうにもならない気がする。
他にないのか?!まさか「福島原発を命がけで守った吉田所長の一生」
なんて、危険過ぎて、OK出ないだろうし…。
こうなったら「八重」のように、歴史的有名人、または出来事に間接的に
関わった人を探すしかない。もしくは…地元・郡山が誇る名優・西田敏行の
人生をあまちゃん風に面白おかしく…健在なだけに、無理があるか…。
数ちゃん…何かない?誰かいない?

0 件のコメント:

コメントを投稿