2013年6月22日土曜日

センター七変化【数学担当】

センター試験が5年後をめどに廃止され、到達度テストなるものに
変わると言われている。
今までのように、高校3年(または浪人生)の1月に実施される
統一テストではなく、高校2年から受けられる
年に2~3回行うテストになるという。
テストの内容は3段階程度のレベル分けがされ
進学先の条件に合わせて受験することになる。

これだと、今までのように一発勝負の試験じゃなくなるから
天候不良によるトラブルの影響とか、体調不良とか
自分ではいかんともしがたい状況になったときに
次回に救済、復活戦があると言える。
実際長男の受験の時には、雪が降ったら(この時期は降雪が多い)
センター会場そばのホテルを取らなくちゃいけないかな
なんて考えたりした。
すぐお腹が痛くなっちゃう体質もすごく心配だった。
これだと精神的にちょっと助かるかも。

アメリカの大学入試はSATと呼ばれる、日本が今検討している制度を
実施しているわけだが、こちらは年に7回とかなり多い。
受けたテストの中で一番点数の高い点を見てくれる。
マークシート解答なのだけれど、面白いのは
「あー、時間無い!もう適当にマークしちゃえ!」
っていうのが出来ないっていうところ。
間違えた解答をすると、減点されてしまうのだ。
正解なら+2点、誤答なら-2点、というように。
無回答なら0点だから、わからないでマークするくらいなら
白紙で出したほうがいいというわけ。

日本のセンター試験は、共通一次といわれた時代から
いったい何回変更があったのかわからないくらい
小さな改訂が繰り返されている。
直近の変更としては、現在文系なら理科1教科+社会2教科
理系なら社会1教科+理科2教科の受験だったのが
文系理系とも、理科2教科+社会2教科が科せられること。
(今の高校2年生の受験から)
理系の社会と文系の理科は、内容は基本事項になるというけれど
負担は大きくなりそう。

センター試験廃止はかなり大きな話になって来るけれど
はてさてどうなることやら。
東大の秋入学も見送りになっちゃったしね。
中学高校生の子供を持つ親としては、気になる話題です。

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