2013年2月20日水曜日

敗北感【国語担当】


数ちゃん…「大変よくできました!」
でも、都会言葉を読んだ後のこの…敗北感って、なんだろ?!
字面でこれだけなんだから、響きは相当だろう…。
前出の横浜出身の友人は、母親の実家が福島県で
幼い頃、よく田舎に遊びに行ったらしい。
「福島の子って、若くて可愛い女子校生とかも
訛っているのね!」って。当たり前だろ~が~!!
しかし、私も「津軽弁」を生で聞いた時は、驚いた。
訛っている上に言葉自体も違っていて、話の内容が全くわからなかった。
同じ東北弁なのに、津軽弁…「最強だ!」と思った。が、
前出の友人いわく、「そういうの、目クソ…何とかって言うんじゃないの」。
目クソが「福島弁」で、鼻クソが「津軽弁」ってことかよ!

だが、さすがに「これぞ、キング オブ 都会の言葉」と感嘆し、
福島弁の敗北を認めざるを得なかった言葉がある。
それは「平気」という言葉だ。都会の人たちは、何かに
つけてこの言葉を使用する。
ちょっと、つまずけば「平気?」。お誘いも「明日、平気?」。
賞味期限見て「これって平気?」。心配の意味で「平気?」。
確認の意味で「平気?」。ちょっとした気遣いで「今、平気?」。
回答も、もちろん「平気!」「平気・平気」だ。
何かにつけて、「平気」を連呼するのだ。
しかし、福島県民の辞書に「平気」という言葉はない。
せいぜい頑張って「大丈夫」だ。「さすけね」(差し支えないが語源)とも言う。
「大丈夫がい?」「大丈夫だばい?」「さすけねぇべぇ?」
回答は「大丈夫だ」「大丈夫だべ」「さすけねぇべした」と使う。
「平気」…美しい。響きもお洒落!
まいりました。完敗です

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