2011年12月3日土曜日

どっちにしようかな【数学担当】

大学生の就職活動解禁ニュースがTVや新聞をにぎわせています。
数十年前の自分の就活を振り返ってみると、
ずいぶんといいかげんだったな、と思います。
当時は男女雇用機会均等法が施行されて間もない頃でしたので
女性が活躍できる場をと考え、外資系企業を希望していました。
ある日、就職担当の先生から「〇〇会社、求人来てるけどいく?」と電話をもらい
二つ返事でその会社に就職を決めました。
外資系でもないし、そこで働く自分をイメージできなかったけど
「まあ、聞いたことある会社だし、親孝行になるかな」
などという安易な判断でした。
就職先ではそこそこ仕事も楽しかったし、
いろいろ勉強させてもらったことを感謝しています。
同期入社で入った仲間の一人と結婚し、今となっては
あのときの選択は間違いじゃなかったな、と思っています。

大学生の時に教員免許を取っているので
高校の教員になるという道もありましたが、
子供なんてキライ、と思っていたからその選択肢はありませんでした。
でも10年ほど前に、あるきっかけで学校の補助教員の仕事をすることになり
そこで出会った子供たちに、教えることの楽しさを教えられ
今ではこうして私塾をすることになりました。
私の中ではとても自分らしい、自分に合っている仕事だと思っています。

受験生の皆さんは、志望校を選ぶという岐路に立たされているでしょう。
学校見学に行ったりして、自分に合っているところを探しているでしょう。
自分が選んだ結果が正しかったのか不安に思うこともあるでしょう。
けれども、それが正しかったかどうかなんて
私のようにずっとあとになってから分ることもあります。
選んだ道の中でどう生きていくか、そちらの方が大事なことです。
自分で決めた判断をいつまでも不安に思わず、とにかく前に進んでいこう!
どんな選択でもきっとよかったと思える自分がそこにはいるはずだよ!

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