2011年12月7日水曜日

課題作文について その③【国語担当】

近年の公立高校/入試問題の傾向として、200字程度の課題作文を
課す学校が多いようです。条件が付けられていて、
前段で要旨をまとめさせ、後段でそれに関する個人的な意見と
その根拠を書かせるというようなパターンです。
200字というのは、実は微妙な長さで、
要旨を3割・意見と根拠に7割…簡潔に上手に
まとめあげなければならない長さなのです。
こういう問題が出ると、まずは要旨をまとめるのに
時間がかかります。その上、要旨が理解できないと
意見や根拠が書けず、何度も本文を読み、理解しようとして
時間がなくなる…という最悪の状況に陥りがちです。
正答例には、それはそれは素晴らしい参照文が載っていて
それはそれで、かなり落ち込みます。
ポイントは、まず、前段では要旨を「~とは」という書き出しで
簡潔にまとめること(ここは、文章の文言を利用すべし!)。
後段は、ここから後段に入ったとわかるように、
「この意見に対し、私は~」というように、内容変わりました!と
ひと目でわかるような書き出しにすべし。「賛成」か「反対」と
書きたいのでしょうが、どちらかに決める必要はないのです。
あきらかに「賛否」の意見/根拠を持っているのなら、それも良し。
そうでなければ、「わからない」でも良い。ただし、わからないと
述べる根拠をきちんと書くことです。
ところで、毎週「投稿文」を連載しているわけですが、最近は
何を題材にすればいいのか、悩むことが多く…皆さんに
何か質問でも頂戴できれば…と思っています。内容は
かなりソフトなものでもOKです。
《投稿者のつぶやき》最近「やりすぎ」だと思う人…
レディーガガと家政婦のミタさん!

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