2011年11月23日水曜日

課題作文について」【国語担当】

日本の文化についての考察は、まだまだあるのですが…
この時期、みなさんが一番気になる話題。
ズバリ!…入試の課題作文って、どんな題目が出るの?
…について。
まず「課題作文」と「小論文」の違いについて。
課題作文は、「課題」(出されている問題)について文章を作ること。
小論文は、「課題」について、筋道を立てて考えを述べること。
ポイントは、「作文」は読む人の心に訴えるように、
自分の気持ちや体験を素直に述べること。
「小論文」は読む人を説得するために、考察した意見を
論理的に述べること…です。
つまり「小論文」は、読む人の頭に訴えるということです。
ですから、「課題作文」と「小論文」ではテーマがかなり
異なります。
高校入試であれば、自己推薦以外は、ほぼ「課題作文」だと
考えてよいでしょう。

出題者の立場に立って、考えてみて下さい。
「どうしてこの学校に入学したいのか?」これが一番知りたいはず。
で、「この学校で何をしたいのか?」→中学時代
何をしてきて、高校で何をどうしたいのか。
驚くような事を期待している訳ではありません。
中学生らしい文章で、丁寧な字で、誤字脱字なく、
正しい原稿用紙の使い方ができていれば基本はOK。
与えられた字数の9割は、書いて欲しい。
中学生くらいだと、自己アピールが苦手で、カッコ悪いとさえ
感じる嫌いがありますが、入試ではおおいに自己アピールして
下さい。夢や希望をたくさん持って入学し、実現に向けて
頑張りたい…この学校で!!という印象を与えるような内容が
ベストでしょう。採点者の心に訴えるような文章を書く
そう心掛けるだけで、内容がぐんと良くなるはずです。

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