2011年9月24日土曜日

志望校の決め方【数学担当】

市進学院の中3進学説明会に、国語担当と二人で行ってきました。
昨年度より変更になった公立高校の入試システムについての話など、
興味深いものがありました。
その中でも話の中心は、志望校決定と併願作戦でした。
詳細については割愛するとして、私からぜひともお願いしたいことがあります。
それは、「自分が進学してもいいと思う学校を受験すること」
そして「受験する学校については、保護者は子供にネガティブな発言をしないこと」
ということです。

息子が中学受験だった時、当然安全校を併願校として入れるわけですが
塾の先生は
「この学校なら、お前たちなら10問ケアレスしても合格する」
「このクラスから、過去十年一人も不合格者は出ていない」
「お前たちはこんな学校に行くために、今まで勉強して来たのか」
「過去問なんて1年分やれば十分」
「この入試は模試だから、先生は当日朝の応援には行かないぞ」
などなど…
先生は、本命校へ一気に走らせようと鼓舞していたのでしょう。

そして私も
「もっと頑張らなくちゃ〇〇校(安全校)になっちゃうよ」
「そこは、君が行く学校じゃないでしょう」
と、言っていました。

受験が終了しふたを開けてみたら
進学先はその安全校でした。本命は全て不合格でした。
入学説明会の時、息子はずっと下を向いていました。
制服を作りに行った時も、始終不機嫌な顔をしていました。

今となれば、親子ともに進学した先の学校が大好きになっています。
ご縁があって通うことになったのだと感謝しています。
けれども、気持ちが前向きになるまでしばらく時間がかかりました。

今まで志望校の話を保護者の方から聞くと
少なからず子供にネガティブな印象を与えているケースが見受けられます。
どうぞ、我家のようなことになりませんよう
本当に進学することになるかも、ということを前提に
ご家庭ではお話をしてください。

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