2011年9月2日金曜日

英語と数学【数学担当】

ここ十日ばかりの間に、2度英語の先生に会いました。
最初に会ったのは、長男の友達のお母さんたち2人。
2人とも学生時代英語を専攻していて、現在一人は英会話スクールの先生、
もう一人は日本語教室の先生をしています。
彼女たちが言うには
「〇〇の時は◆◆、△△の時は☆☆。なのに、このときはどうして違うんですか?ってきかれちゃうと困るんだよね~。英語って、そんなに厳密なものじゃないから、パターンで決められないんだよ。」
ということ。

その数日後に会ったのは、私たちの仕事仲間の英語の先生。
「英語はツールだから、厳密にきちきちとやっていくものじゃないのよ。」
「数学は学問だからね。英語はそういうのとは、ちょっと違うと思う。」

偶然にも同じようなことを話していました。
私にとっては、ちょっと目からウロコのような話。
数学は、ひとつひとつ積み上げていくものだし、ある規則性があってそこから外れるものはほとんどない(例外はもちろんありますが)。
だから、教えている時も
「〇〇だから◆◆」ということを明確にします。

先の英語の先生。
「私は、間違えたところをわざわざ指摘したりしないのよ。
本人は間違えたことをわかっているんだもの。」
私は、はっきりと間違えたところを指摘します。
そこさえ間違わなければ、きちんと答えに辿り着けるから。

仕事を離れて話をしても穏やかな英語の先生。
一方私は理屈っぽい。
学問の本質によって個人の性格が形成された…と言い訳がしたいです。


0 件のコメント:

コメントを投稿