2011年4月13日水曜日

宝塚で元気をもらって

3月に起きた地震から1ヶ月が過ぎました。
幸いなことに、福島の実家は大きな被害が出ることなく、家族も全員無事でした。
それでも、テレビで福島弁の懐かしい響きが聞こえるとつい耳を傾け、その独特のイントネーションから、標準語で聞く以上に被災している人たちの悲しさや小さな喜びが伝わり、胸が熱くなります。
また、大学卒業後出産退職するまで原子力事業に携わっていたので、今回の福島原発のことはとても気がかりです。
原子力発電に関することやその対応については賛否両論でしょう。ただ、昔一緒に働いていた人たちが、なんとかしようと日夜働いていることを思うと頭の下がる思いです。

そんなわけで、地震前から手配していた宝塚の公演があることをすっかり忘れていました。
宝塚なんて私には敷居の高いものでしたし、「この時期にいいのかな」と悩んだり…でも、友人のお譲さんがタカラジェンヌで、「やっぱり見たいな」と思い切って出かけてきました。
宝塚については新人の私なので、その詳細については他から情報を得ていただくとして…とにかくその華やかさと迫力に圧倒されました。
いつも心のどこかに何か小さな重しがあったのが、この時はすーっと忘れて本当に元気をもらえました。
そして、震災を忘れてはいけないけれど、前を向いて元気にならなくちゃいけないなと感じました。
毎日子供たちと接しているからこそ、私が元気になってみんなのニコニコ笑顔を引き出していこうと思っています。
みなさんも、自分を元気にすることを一つやってみてください。

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