2015年1月21日水曜日

近年、稀にみる…【国語担当】

2015年、センター試験、終了しましたね。
今年は、「数2B」が難しかったとのことですが…。
「国語」の現代文は「近年、稀に見る普通!普通!」とつぶやいている
人がいて…同感。というか、難易度的にも、易しかった。
現代文は、携帯やPCを持っている人なら親近感の湧く評論で、
誰でも一度は経験のある内容。読み易かったのではないかと思う。
インターネットには目もくれず、ひたすら受験勉強に打ち込みツイッターを
知らなかった受験生には不利だったように思われる…という優しいコメントも。

クソリプ(つまらない返信を送りつける…くそリプライ)とパクツイ(他人の
ツイートを盗用する行為…パクリツイート)がテーマ。
更に凄かったのは、同日15時過ぎに、筆者本人がまさかのつぶやき…
「そもそも俺に正解できるのか?」って…。おそらく、事前に了承を
得ているはずだが、どの文章・どのような設問までは、開示していないのか
(事前に漏らす事になりかねないし…)。筆者が設問を読んで、設問作成者との
見解の違いに驚いたり、その力量に感服したり?…なんてことも実際あるし。
最近の設問の特徴として表現に関する細かい問いを最後の問いとしてもってくる
ことが多い。今回も、現代文・小説ともこの手の設問だ。問いの文章ごとに
本文に立ち返らなければならず、手間がかかる。この部分こそ、筆者が
「そこまで考えていなかった~」となる部分かも…と思う。

小説は、上品に言うと…石マニアのおじさんが石マニアのおじさんと石を介して
交流していくお話。下品な言い方だと「石好きおじさんたちの妄想」。
筆者が女性だが、「おじさん」たちが、繊細な感情を「石」に抱き、互いに互いの心を
図りながら距離を縮めて行く。とてもマニアックな内容だ。
古文はもっとすごい!…帝の子どもの実の父親は私(なんか昼メロの世界だ)
漢文は…猫にできて、なぜあなたたちにできないの!(ってちょっとした逆ギレ↓)
今年の最大の話題は、前出の筆者本人のタイムリーなツイッターである。
「まさかの作者降臨、センター試験に新たな歴史」と題し、話題となっている。
詰まるところ、受験生には
「何事にも動じず、冷静沈着に物事を処理する精神力も求められる」ってことらしい。
人生いろいろ…文章いろいろ…センターだっていろいろ…だから。

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