2014年12月6日土曜日

塾番外編【数学担当】

塾事情についての最終回は、知る人ぞ知るこんな塾やあんな塾について。
まず一つ目は東進ハイスクールライブ授業。
東進ハイスクールと言えば映像授業で有名だが
東京2校舎と大阪に1校舎ずつライブ授業が受けられるところがある。
あの林先生の授業がライブで受けられ、しかも添削までしてもらえるというのは魅力的である。
他にも英語・数学・理科(物理・化学)・社会(世界史・日本史・地理)などがある。
受講資格は東大を第一志望にしていることのみ。成績審査はない。
駿台や河合の模試で出た判定により、特待生制度で無料受講ができる(テキスト代別途要)。
他の塾のように定期的に授業は行っておらず、夏休みなどの長期休暇や秋講習など
不定期に実施されているので、ここをメインというよりもプラスアルファとしての位置づけになる。

二つ目はZ会のお教室。
Z会と言えば添削だけれど、ライブで授業をする教室が御茶ノ水・渋谷と横浜にある。
入塾に際して成績審査はないが、テストを受けさせられてクラス分けされる。
こちらは毎週1回の授業があり、長期休暇の講習もある。
よくCMなどで「東大合格〇〇人!」などとうたわれているほとんどが、ここからの合格者だ。

都内にしかないZ会を地元で受けたい人向けが市進予備校のZ会東大マスターコースだ。
もともと市進予備校は独自の授業形態をもっているが、それとは別にZ会と提携して
テキストもZ会のものを使って行う別スタイルになっている。
入塾テストはあるが形式的なものでしかない。
このコースの利点は、市進のさまざまな施設使用料や指導料などが免除になっており
純粋に授業料だけで済むという点である。
ただし、コース設定をしている校舎が少ないので注意が必要である。

一風変わっているのがジオゼミという通信添削講座。
東大向け地理のみの添削を行っている。
添削にしては…と思うやや高めのお値段であるが、地理にまで通塾時間を割きたくないなど
意外と需要がある。

最後は地元の精鋭を集めた塾。
千葉高や渋幕、都内難関校に通う地元の生徒を集めた個人経営の塾だが
合格実績は目を見張るものがある。
自習室も完備していて、やる気のある生徒たちの熱気であふれている。
この塾の卒業生がアルバイトで質問対応をしているので
母校出身の有名大学のお姉さんやお兄さんが身近に感じられる。

他にも英語に特化した塾、国語に特化した塾や私のような私塾など
さまざまなものがあるので面白い。
これこそ知る人ぞ知る塾。自分にあったところが見つかるといい。

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