2014年4月6日日曜日

桜と日本人【数学担当】

「まるでかっぱのような頭」小学生に比喩表現を教えるときに使う一例。
かなりウケる。そして、ノリノリの授業となる。
しかしながら、事前にお父さんの髪の毛についてリサーチが必要である。
地雷を踏みたくない。
それにしても、最近昔のようなバーコードや1:9分けをしている人をあまり見ない。
完全に「あなたそれ、かつらでしょ」という人も。
増毛やかつらの技術が発達したのかもしれないが、それだけでなく
「髪の毛薄くて文句あっか!」くらい潔い人が多くなった。隠さない。
私はそういう気持ちが好きだ。人間見かけで判断はできない。
そんなこと気にしないくらいの大物であってほしいのだ。

話は転じて季節の話題。桜である。
皇居乾通りの一般開放に5日、9万1千人が訪れた。
通常なら立ち入ることができない場所でのお花見ということで
多くの人が足を運んだようだ。
新年一般参賀の訪問者が8万2千人なので、その数の多さには驚くものがある。
入場をあきらめた人もいるらしい。
TVでは毎年、この時期になると天気予報に合わせて桜の状況が放送される。
満開ともなれば新聞の一面にさえなるのだ。
開花宣言を待ち、満開の時期を見計らい、お天気を気にしながら花見を企画する。
春の一大イベントである。
それにしても日本ほど、桜の花の開花について気にする国民はいないと思う。
桜の咲く3月・4月は別れと出会いの季節。卒業式・入学式には桜の木はかかせない。
桜が咲くと寒い冬が終わり春を感じるようになる。
春が来て心機一転これから新しいことを始めようというそんな気持ちにもさせてくれる。
花がこんなにも人々に寄り添っている国は他にはあるのだろうか。
CAではカリフォルニアポピーが咲く季節になると、「咲きました!」というニュースは
されるけれども、せいぜいそれだけ。周りの人たちも「咲いたねー」とわざわざ話題にする
こともない。
と言いつつ、Web検索してみたらお花のお祭りをやっているみたい。
http://www.poppyfestival.com/
やっぱり花が咲くと嬉しいもの。
どこの国もその気持ちは一緒なのかもしれない。
かくいう私も花見弁当をもって、桜の公園へ行く予定。
花見酒と洒落こみます。

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