年明け早々、「今でしょ!」の林修先生の講演会に行ってきた。
「今年こそ、今やる人になる」、このタイトルに惹かれた。うんうん、行動派になるのだ!
と、息巻いて参加したわけだ。
林先生のいろいろな裏話や、受験生および受験生を持つ親に対するアドバイスなど
笑いあり、うなずきありの90分であった。
その中のメインテーマである「目標を立てる」という話。
目標は近い目標と遠い目標を立てるのが理想
(ここでいう理想とは人物像)であるという。
近い目標は、近所のお兄さんとか上司とか身近な人であり
そういう自分になりたいという憧れのようなものをさしている。
そして、遠い目標というのはもっと高尚なもの(人)をさしているという。
海外では宗教を持つので、彼らにとっては神様であったりするわけだ。
私たち日本人は一般的には無宗教であり、いつも見守ってくれているだれかがいるとか
いつもその人のために恥じない自分を貫き通すという感覚は持たない。
そこでどうするか…「歴史に学ぶ」それが先生の出した答えだった。
歴史書を読んで、その中から自分が好きな人物を探し出し
その人を自分の遠い理想にするというのだ。
ここで私は困ってしまった。出たよ、歴史、一番苦手な分野だ。
私だって今まで何度か歴史ものにチャレンジしてきた。
司馬遼太郎、永井路子…どれも途中で挫折した。大河ドラマも厳しい。
今年の軍師官兵衛は最後まで見れる自信がない。
映画「のぼうの城」は録画したが結局削除してしまった。
しかしだ、八重の桜は先週やっと最終回まで見た。女性史なら受け付けるのかもしれない。
津田塾を設立した津田梅子にはちょっと興味がある。
今年はこの線で、歴史ものにふれてみることにしよう。
そして林先生のおっしゃる遠い目標を設定するのだ!
苦手な歴史をもチャレンジさせる講演に、どんな魅力があったのか。
実は彼の考え方とか方向性にとても共感したのだ。
何かを成し遂げる人は、何か一本の筋の通ったものを持っている。
自分にはそんな一本を持っているのか、新年早々自問自答した日だった。
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