2012年5月5日土曜日

うまくいかない時、その原因②【数学担当】

先週に引き続き、今週も勉強がうまくいかない時の原因について。
今日は成績がイイ子が壁にぶつかる場合を考えてみます。

結果を出している子は、どうすれば成績が上がるか分かっています。
しかしそのやり方は万全ではなく、状況が変われば
そのスタイルを変えていくことが必要になります。
成績のいい子は、自分のやり方について
ある程度自信を持っていますから、なかなかそれを変えられない。
基礎力をつける時期には、同類問題を数多く解くことが成績アップになるけれど
応用力をつける時期にこれをやっても、時間の無駄です。
問題の解き方に固執している人、ノートの取り方にこだわる人
それぞれのカラーがあります。
問題作成について「題意が伝わりにくい」「こんな問題はありえない」と
違うところにこだわってしまう人。
教えてくれる先生の教え方に成績不振の原因があると考える人。
いずれも、自分の思いから抜けられないために
せっかくのアドバイスや学習の機会を逃しています。
それを柔軟に変えられるだけで、ずっと違った目線で取り組めるはずです。

そういうこだわりから解放された時
不思議と成績が上昇してくるのを何度も見ています。
どうして成績があがったのかな、と考えた時
勉強方法だけではなくて、ひとまわり大人になったと思うのはそんな時です。




 

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