2012年3月10日土曜日

予習か復習か【数学担当】

進学先が決定した中3生に、高校数学の予習授業をしています。
高校の数学は、予習をメインにしていくと効率がいいです。
逆に中学生は復習中心が効果があがります。
これは数学の内容に違いがあるからです。

中学数学は、小学校の算数から比べると
その内容が大きく飛躍しています。
簡単な話、中学生が自分一人で理解するには難しすぎるということ。
初めて習うことが多いので、何の話やらさっぱりわからない。
それを理解しようとするには相当の時間がかかるでしょう。
さらに、初めて習う計算が多いので、演習量を増やさないといけない。
おのずと時間が足りなくたって、だめだ~と挫折。
新しい内容は人に教えてもらうのが一番。
学校でしっかり授業を聞いてきて、自宅で復習するのがベストなやり方です。

一方高校数学は中学数学の延長なので
ある程度教科書を読めば理解ができます。
さらに、授業の進度が早いので授業中に全てを理解しようとすると
キャパオーバーになる可能性が。
自宅で教科書を読んで、問題を解いていく。
わからないところや間違えたところ、違った解法が示された場合
集中して授業を聞く。
帰ってきたら軽く復習をする。
この繰り返しをして、定期試験の時に集中的に復習をすれば
ほぼ基礎学力は付いています。

学ぶ学年によって、勉強法が違ってくるということに気がつくと
効率よく学習して、あとは自由な時間を楽しめますね。

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