2012年3月7日水曜日

総称【国語担当】

趣味(専門分野)に熱中している人物を指し、彼ら独自の文化や
行動様式があるとされる人々を総称して、「~オタク」「~マニア」
「~ファン」などと呼びます。
ニュアンス的には「マニア」は「ファン」より熱狂的で
「オタク」より穏健な人?!「マニア」は、「マニアック」の
略ですから、少し危険(?)な香りが漂い、「オタク」は
「オッタッキー」などとも言われ、秋葉系の匂いプンプン。
「ファン」=「好き」というイメージでしょうか。
まあ、その昔は、「~狂」「~きちがい」(好意的には「愛好家」)
とも言われていたようです。
中でも奥が深いのは「鉄道ファン/マニア/オタク」でしょうか。
私の友人に「鉄子」がおりまして…彼女との旅行はすべて電車!
スケジュールは彼女が全て管理し、待ち合わせは、ほとんどが
「上野駅」でしたので…「ああ、やっぱり今回も…」と思いました。
そして必ず電車の前で記念写真!駅では記念スタンプ!
また彼女は「歴女」でもあり、旅の最中も予習復習を欠かしません
でした。そんな彼女が選んだ人はもちろん「鉄道マニア」そして
子供は「子鉄」(名前もある列車の名前!)。ご主人は「撮り鉄」で
子供の愛読書は「時刻表」と徹底しています。
他にも「空美(飛行機大好き女子)」・「釣りキチ」・「ミリタリーマニア」
「トラキチ(阪神ファン)」・「ヅカファン(宝塚歌劇団)」・
「サユリスト(吉永小百合)」・「ルーマニア(ルー大柴)」
「信者(聖飢魔Ⅱ)」・「アムラー(安室奈美恵)」
「シャネラー(シャネル)」・「ムジラー(無印良品)」
「キティラー(ハローキティー)」等々、
愛情の対象とする分野によって以上のような呼称が
あります。愛情の対象への傾斜加減がものすごい人たちです。
私には「マニア/オタク」と言えるほどの趣味(専門分野)が
なく、特定の分野に心血注げるなんて、ちょっと羨ましい
ような…。そして、最近は、彼らのそのパワーが
社会を動かしているような気さえしています。
「オタク万歳!」「マニア万歳!」

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