言わずと知れた「バレンタインデー」です。
  歴史を遡ること、ローマ帝国の時代。兵士の自由結婚禁止
  政策に反対したバレンタイン司教が、ローマ皇帝の迫害
  により処刑。以後、この日がバレンタイン司教の記念日
  としてキリスト教の行事に加えられ、恋人たちの
  愛の誓いの日になった…というのが由来。
  日本では、1960年頃から流行、ただしその内容は
  日本独自の発展を遂げたものとなっています。
  流通業界や製菓業界の販売促進の普及もありますが、
  発展の過程には学生(小学生から高校生)に広く
  受け入れられ、むしろ主導的な選択があったことが
  大きな要因のようです。
  更に、飴菓子組合のホワイトデーとマッチし、
  1980年代に「日本型バレンタインデー」の様式が
  飛躍的に発展し、定着したと言われています。
  ①女性から男性へ贈る点
  ②贈るのが、チョコレートである点
  ③女性の愛情表明の機会だと認識されている点
  ④職場での贈答習慣が強い点
  ⑤キリスト教との関連が全く意識されていない点
  がその特徴として、挙げられています。
  現在ではチョコレートの年間消費量の4分の1が
  この日に消費されると言われるほどの国民的行事に
  なっています。そして、お世話になった人に贈る
  「義理チョコ」、女性間で贈り合う「友チョコ」、
  自分へのご褒美として贈る「自分チョコ」も
  バレンタイン市場を支える大きな存在となっているそうです。
  余談ですが、2月14日は煮干しの日でもあります。
  …「に(2)ぼ(1=棒)し(4)」全国煮干し協会が1994年制定。
  無謀な挑戦?!。1月11日とか11月1日とか、他に選択肢は
  なかったのでしょうか…(トホホ)。
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