2011年7月23日土曜日

一人で自転車に乗ろう 【数学担当】

前回平屋とビルに例えて、教科の特徴の話をしました。
今回は自転車の話です。

私は、生徒さんの勉強の姿勢や取り組み方は
自転車に乗ることに似ていると思っています。

自転車を乗る時、最初のこぎ出しは
ペダルが重くてフラフラしてなかなか前へ進めない。
勉強も同じだと思いませんか。
分からないことが多くて、一問解くのにとても時間がかかる。
坂道やでこぼこ道での走りだしのように
苦手科目や難しい単元のようなところでは、特に大変で
時にはもう自転車乗るのやめよう!と思ったりするでしょう。

でも、その段階を通り越したら、スイスイとペダルは軽くなる。
坂道はちょっと辛いけど、でもなんとか頑張れば登りきれる。
気持ちいいから、もう少しスピートをあげてみようか…そんな気持にもなる。

私の仕事は、自転車のこぎ出しのときに
荷台を押さえて「ハンドルしっかり持って~、前見て~」と
お手伝いをすることだと思っています。
タイヤが回り出したら、私の手を離れて自分でスイスイ進んでください。
いつまでも、荷台を押さえていて欲しい…なんて甘えていちゃだめよ。

そして、受験という急な坂道にさしかかったら
また私を呼んでください。
今度は後ろから押してあげるからね。

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