2011年7月20日水曜日

課題作文・小論文の入試傾向 【国語担当】

昨今の入試の傾向として、課題作文や小論文を
入試科目や設問の中に設ける学校が増えています。
それ以前に、「出願書」を提出する訳ですから、
その段階で「書く力」が試されているのです。
(これ、意外に忘れがちです!)
文章を書く時の重要ポイントは、
『最も伝えたいことがらや考えが、読み手によく理解されるような、
まとまりのある文章を書く』ことです。

課題作文の「例」として
(私)  …「好きな言葉」・「私の失敗」・「感動したこと」
      「最も大切なもの」・「将来の夢」・「尊敬する人物」
      「最近読んだ本で感銘をうけたもの」
(学校) …「学校生活の中で努力してきたこと」
      「どのような学校生活を送りたいか」
(生活 )…「きまりや約束を守ることの大切さ」・
      「奉仕活動の体験」・「エコについて」
(精神) …「努力することの大切さ」・「勇気」・「思いやり」
      「責任」・「友人の一言」・「ふだん心がけていること」
(思い出)…「印象に残っている人」・「心をうたれた体験」
(その他)…「出会い」・「あいさつ」・「かけがえのない地球」
      「継続」・「進歩」・「ふるさとの自然について」

これらについては、何を問われても書けるように、
常に考えをまとめておくことが望ましい。
それから、今年は、「東日本大震災」について…何かを感じ、
何かを考えたはずです。考え方や心に変化が生じた
出来事は、必ず心に留め、その変化を自分の言葉で表現する
努力をしてみましょう。

…ちなみに、国語専科では、このような題材で実際に
課題作文を書き、まとまりのある文章に仕上げる授業も
行っています。ぜひ、お試し下さい。

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