2015年3月21日土曜日

インディアンウエルズ

テニスの錦織圭選手の活躍がめざましい。
昔からテニス好きの私としては喜ばしいことだ。
特に、以前は全くと言っていいくらいニュースにならなかったテニスの試合が
彼が活躍するようになってからというもの、テレビや新聞で目にすることが多くなった。

今回4回戦敗退と残念だったBNP パリバ・オープン。
会場となっているインディアンウェルズは私にとって懐かしい場所である。
10年くらい昔CAに住んでいたが、毎年インディアンウェルズに観戦に行っていたのだ。
砂漠の町パームスプリングスそばにあるこの場所は
この季節でも真夏の気温で、ノースリーブに短パン・帽子は必須で
大量の水を車に積んで出かけるのがお約束だ。
入場券としてメインスタジアムの席を購入しておけば
あとはどこでも自由に出入り可能。
まわりにある何十ものテニスコートで、選手たちが試合をしているのを間近で見ることができる。
そもそもメインスタジアムの試合はよっぽどすごい選手やファイナルに近い試合しかやらないから
基本的にはこの周りのコートでやっているのだ。
無名の選手も沢山いるいるから、ガラガラの観客席もある。
でも、何故か人が押し寄せているコートもあり
それは接戦試合だったり、ランキング上位の選手を相手に無名選手の健闘が見られたりしている
試合であったりするのだ。

女子ダブルス第一シードのチームに競り勝った試合を観戦した時は、
応援する側も力が入り、
男子ランキング一桁の選手相手に健闘していた無名選手の戦いぶりには
他の会場すべての試合が終わっても帰宅する人はいなかった。
のちに彼らが活躍するようになり「ああ、あの時の…」と親近感を覚えた。
先の女性選手はシャラポア、男子選手はナダルだった。

錦織の暑そうな顔をみると「そうだよね、あそこは暑いんだよね」と懐かしく思う。

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