2012年4月21日土曜日

成績が伸びない時【数学担当】

長男が高2の時「勉強しても勉強しても成績が伸びないんだよ」
と泣いたことがあります。
ちょうど受験を意識し始め、今のままではいけないと気がついた頃です。
それまでほとんど勉強らしいことをしてこなかったので
結果を出す段階にはまだなっていなかったのだと思います。

次男も中学受験の時に、やはり結果が出ない時期がありました。
このときは塾のクラスが替わって、
クラスのレベルに追い付くので精いっぱいの時でした。
彼の場合、この段階がかなり長く
本人はもちろん私もかなり辛い思いをしました。

勉強のやり方がわからないとか、基本的にちっとも勉強をしていない等
あきらかに原因が見えるときは、方向修正が簡単です。
比較的早い段階で成績は上向きに変わります。
しかし、勉強時間もかけて、きちんと勉強をしているにもかかわらず
成績が伸びない場合、なかなか対処が難しい。
こんな言い方は無責任かもしれないけれども
「スランプに陥っている」「壁にぶち当たった」
まさにそれ以外言いようがないのかもしれません。
もし今の勉強方法に改善の余地が見当たらないのであれば
そのやり方は間違っていないのかもしれません。
知識をため込んでいる時期。
そう考えてしばらくこの状況を受け入れるしかないと思います。
努力を続けていれば、このトンネルをくくりぬけられる時が来ます。
横道が見つかることもあるかもしれません。

実はだれもが通るこの試練。
けれども、その一言では片付けられない保護者の方たちの
お気持ちを思うと、やはり私も辛いな~。

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