2011年6月18日土曜日

100点と優勝

先日珍しく夫が早く帰ってきて、授業終了で帰る生徒さんとすれ違いました。
一応それぞれに紹介をし、生徒さんはちょっと恥ずかしそうに
あるいはおじさんを胡散臭そうに(?)「さよなら~」と帰って行きました。
そして、夫は「がんばって勉強するんだよ~。気をつけて帰りなね~。」と
おじさんらしい言葉をかけていました。

生徒さんが帰った後、「彼女は高校生で、この前の中間テストで数学100点だったんだよ」
と話しました。
すると夫は「それはすごーくほめてあげないといけないね。」といい、こういう話をしました。
100点や優勝を取るということは、その難易度や規模に関係なく、すばらしいことだ。
たとえどんなに簡単なテストであっても、100点をとることはとても難しい。
それは先生はけっして簡単に満点を取らせようとするテストは作らないからだ。
どんなにちっぽけな大会で優勝したとしても、みんなが優勝をねらって臨んでいるのだから
そこで勝ち続けることは並大抵のことではない。
だから、それらを手にした人のことは最大限に褒めてあげるといい。

私はどうしても「簡単なテストなんだからまあ、100点で当然かな」
と思うことがあるけれど、そうではないのだな~、と気付かされました。
もっともっとみんなを褒めて成長のお手伝いをしよう、と思った日でした。

ちなみに、先の生徒さんの100点は結構難しいテストだったので、それは手放しで
すごい!というものです。
彼女の名誉のために…。

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