2015年12月12日土曜日

質問されて冷や汗

しまいこんでいた昔の資料を探し出そうと戸棚を開けたら、ずっと以前に使っていた
中学生用のテキストが出てきた。
市進のいちばん上のクラスに通っていた生徒さんがいた時に使っていたテキストで
市進オリジナルテキストのコピーとそれを解いた私のノートが何冊も。
あの頃は市進も今のように拘束時間が長くなく、塾と掛持ちで通っていた生徒さんが
何人もいた。そして数学教室での授業は塾でのフォローだったため
塾での内容を質問されることが多かった。
質問されて即答できないと時間が無駄になるので、いつも事前に
問題を解いておいて解説ノートを作っておいた。
もうかれこれ7、8年前の話だ。
今だったら、問題を見ただけで解法が浮かぶけれど
あの当時はまだまだ力不足で事前準備が必要だった。
長い間この仕事をしていて、数知れず多くの問題を解いているうちに
中学数学で解けない問題はなくなった。
高校数学は大学入試問題などはそうはいかないが
普通に授業で扱う問題で困ることはない。

困るのは小学生の算数。
中学受験の算数は本当に手こずる。
本格的に教え始めたのがまだ数か月前だから
テキスト問題・宿題の問題・テスト問題を全問解いている。
なのに質問されたりすると、つい度忘れしてあれれ…てことになり
いつも冷や汗をかいている。冬だっていうのに汗だくだ。
今後何年かしたら、あの時は…なんて懐かしむ時がくるのだろうか。
あ~早くそうなりたい。授業準備に時間がかからないで教えられるようになりたいよ~。

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